Day191. 38時間のための18時間

笑う!子育てる!

このブログは思春期の双子女子L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。

11月の最初に3連休がありました。皆さんはお出かけされましたか?

我が家ではLさんが弾丸帰省ツアーを実施しました。11月1日の朝に寮を出て実家に帰省し、3日の夕方には寮に戻ったんです。

自宅の滞在時間は38時間で、その為に移動した時間が18時間でした。若いからこそ出来る弾丸ツアーですよねぇ。

これ、ちょっと凄いと思うんですけど、片道の移動時間が平均で9時間もかかるんですよ、国内なのに。

なんでそんなに時間がかかるかって言うと、これが離島の事情をよく表しているんですよね。

例えば、今回は14時発の羽田行きの直行便で帰ってくる予定にしてたんですね。

で、Lさんの寮があるのが島の一番南で、空港は一番北なんです。これが結構遠くて、普通自動車で最短距離を走っても2時間くらいかかるんです。

彼女はバスで移動するしかないんですけど、寮のある町から空港行きの直行バスは廃止になっちゃったんです。たぶん過疎化が原因だと思うんですけど。要するに、空港からのバスは島の中心部までしか来てないんですね。

仕方ないので、1時間半かけて島の中心部までバスで移動するんですけど、これがね、メッチャ少ないんです。どれくらいの頻度で走っていると思います?

こんな感じのバスです

正解は午前中に3便。6:40発、8:10発、9:40発で終了なんです。1時間半に1本の割合ですね。その次は12:40まで無くて。

さらに、島の中心部から空港まで1時間かかるので、午後の便だと14時の飛行機に間に合わないんですね。で、9:40の便で出発するわけです。

頑張って空港に早めに着いても、「今日も遅延です」みたいにしょっちゅう遅れるので、結局空港で待つしかないんですよね。結局、朝9時に寮を出て自宅につくのが19時だったりするんですね。

これ、帰りにも同じことがおきて、飛行機が遅延してバスを1本乗り過ごすと自動的に帰りが1時間半先になる、みたいな構図になってるんです。

まぁ、結局は飛行機やバスに乗ってる時間よりも待ち時間が長い、ってことなんですよね。

それでも高校一年生の女子が1200kmの道のりを1人で帰省するなんて、オムツを替えてた親からしたら「いやぁ、本当に成長したなぁ」って、まるで渡り鳥のお父さんになった気分ですよ。

で、そんなに大変な思いをして帰ってきて何をするのかと思ってたら、兄妹でマリオカートとかやって盛り上がってるわけです。しかも、くちポカーン開けながら。

それから普段食べられないマックのポテトとかサーモンの刺身とかを食べて嬉々としているんです。結局、食っちゃ寝、ゴロゴロ、ダラダラするために帰って来てるんですよね。10時間もかけて。

普段頑張ってるから実家にいる間くらいゆっくりしたいんだろうな、とは思ったんですけど、ちょっと気になったので聞いてみたんですね

父「Lさん、最近体重をはかりましたか?」

Lさん「アタシ、自傷行為は辞めることにしたの。」

父「へ?自傷行為?そうじゃなくて、体重を・・」

Lさん「だぁかぁら!自傷行為はしねぇって言ってんだろ!他傷行為して欲しいのか?おん?」

みたいになっちゃって。

思春期のムスメに体重のこと聞くのは御法度だって忘れてました。危うく痛い目にあう所でした。

自分は日曜・祝日は仕事なのでほとんど一緒にいられなかったのですが、久しぶりに家族全員が揃って食べる夕飯はいつもより少しだけおいしい気がしました。

で、ちょっと感傷に浸っていたつもりだったのに、

Lさん「でもさ、父ちゃん、結局ご飯食べないでレモンサワー飲んでるだけじゃん。」

って言われちゃったから、いつものように笑ってごまかしおこうっと。

以下お知らせです。思春期の子育てに役立つ本を出版しました。ムスメに「ウザイ」って言われない言葉かけがあります。ぜひお手に取ってご覧ください。

人気ブログランキング

人気ブログランキング

にほんブログ村 にほんブログ村へ

PVアクセスランキング にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次