Day127. 「不適切にもほどがある!」がヤバい

TBSで始まったドラマ、「不適切にもほどがある!」がメチャメチャ面白いです!

昭和の中学校で地獄の小川って呼ばれる体育教師(阿部サダヲさん)がタイムスリップして現代に来るんですね。で、色んなトラブルに巻き込まれるって言う内容なんですけど。

良くありそうなタイムトラベル系のドラマなんですけど、確かに昔はこうだったよなぁって思い当たるフシが多すぎて完全に沼ってます。

それもそのはず、主演の阿部サダヲさん、脚本の宮藤官九郎さんがともに1970年生まれで自分と全く同じ年なんですよねぇ。

ドラマ自体も昭和61年から令和6年へのタイムスリップなので、大体50~65歳くらいの人がドンピシャになるのかな、と思います。それ以外の方が見ても十分に面白いと思いますけどね。

TVerでも放送してるので、まだ見ていない方は早めにご覧いただくことをおススメします。

TVer
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ちなみにこちらは予告編ですね。

で、例のごとくRとL にも一緒に観て貰ったんです。そしたらね、「トゥナイト」って何?とか「クラリオンガールって?」、「宜保愛子って誰?」みたいに言葉自体が分からない、っていう場面がたくさんあるんです。

でも安心してください。さすが天下のTBSさん。出てくる用語の解説集まで出してました。

TBSテレビ
金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』|TBSテレビ TBSテレビ 金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』のふてほど版 昭和用語集のページです。TBS「金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』」の番組情報ページです。

で、第二話までを見た二人の感想なんですけど

L「純子ちゃんがカワイイ。それにグレてるけど悪い子じゃないのが好き」

とか。特にLさんは「チョメチョメ」が気になってるらしく、しつこく聞いてくるのですが完全にスルーしてます。このスルー感が昭和っぽいなぁって思って個人的には楽しいです。

一方のRさんは第2話に出てきたカウンセラーを見て

R「アタシの学校のカウンセラーもあんな感じ。だから相談したいと思わないんだよねぇ」

って結構辛辣な意見を述べてました。

終いには

L「ウチの学校だと『セクハラ、パワハラ、キタハラ』って有名だよ」

父「あのぉ、最後の『キタハラ』って?」

L「先生の名前。えこひいきばっかりするから、そう呼ばれてる」

って教えてくれて。一つのドラマがきっかけでそんな話まで聞けて有意義な時間を過ごせました。

で、「不適切にも程がある」なんですけど、コメディータッチに描かれているんですけど、色んな問いかけがある内容になっていると思います。

第一話のタイトルが「頑張れって言っちゃダメですか?」、第二話が「一人で抱えちゃダメですか?」なんですね。もうね、このタイトル自体がそうだよなぁって思わせますよね。

個人的には突如として出てくるミュージカルの場面が結構好きで、尾崎豊さんの「十五の夜」「米寿の夜」につくり変えたあたり、宮藤官九郎さんは神じゃないかと思っています。

それにしても、どの時代でも酔っ払いの言動はコンプラ的にNGが多いことが分かったから、「現代への提言の為に呑んでます!」って笑ってごまかしておこうっと。

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