このブログは思春期の双子女子LとRとのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
ここから本日のお話しです。
LやRと話していると時々話題になるのが、「大人って謝らないよね」案件です。
これ、結構色々な場面で指摘されるのですが、冷静に考えると「まぁ正論だよね」って思うことが多いんですよねぇ。確かに自分が子どもの頃って「大人って謝らないな」って思う場面がたくさんあったような気がします。
我が家で毎日のように繰り返されるのが【名前の呼び間違え案件】でして。これ、子どもが複数人いるご家庭だと「あるある」だと思うのですが、子どもの名前を呼び間違えちゃうんです。
え、謝らない案件じゃない? まぁ、もうちょっと待ってくださいね。
名前の呼び間違えって不思議で、目の前にRがいるって分かっていて、Rさんに用件を伝えようとしたときに
父「あのぉ、Lさんにお願いしたいことがあるんですけど」
R「アタシ、Lじゃないし。15年も育ててきて、まだ名前覚えられないの?」
父「いや、分かってるんですけど、ついうっかりしちゃって。ボケてきたかなぁ」
R「ごめんなさい、は?」
とか言われちゃうわけです。これ、不思議なモノで性別が違うと呼び間違いが起こらないような気がするんですけど、皆さんのお宅ではいかがですか?
『名前の呼び間違え案件』は、たいした用件じゃない時には問題にならないんですが、怒っている時にうっかり呼び間違えちゃったりすると収集がつかなくなるわけです
父「L!いい加減に片づけたらどうなんだ、いつも言ってるだろ」
R「アタシ、Lじゃないし。L呼んでくればいいの?」
父「いや、お前に言ってるんだ!分からないのか!」
R「だから、アタシ、Lじゃないし。」
父「あー、もう!そこじゃないし!」
みたいな。
怒ってる時なんで、そんな些細な事(怒ってる当人にとって)で上げ足取られたみたいに感じちゃうと更に怒りのエネルギーが湧いてきて、ニッチもサッチもいかなくなっちゃうんですよねぇ。
ちなみに、子どもの正しい𠮟り方は以前に書いたこちらのブログを参考にして下さい。

で、LとRに聞いてみたんですけど、謝らないなぁって思う大人のベスト3が「部活の顧問」と「学校の先生」、そして栄えあるトップが「両親」でした。
まぁ、中学生女子が接する機会の多い大人がトップに来るのは当然と言えば当然ですよね。
謝らない大人側の心理としては「カッコ悪い」とか「負けた気になる」とか、部活の指導者とかだと「威厳が保てない」と言ったところでしょうか?
まぁ、謝らない側の正確な理由は分かりませんが、思春期の子ども達が「ちゃんと謝る大人」をどう見ているのか、を知っておくとずいぶ変わるような気がします。
父「ちゃんと謝る大人ってどう思いますか?」
R「カッコイイと思うよ。父ちゃんみたいにヘナヘナァ~って謝るんじゃなくて、『すみません』って言えるのは良いと思う」
L「間違えない奴なんていないんだからさ。ごまかさない方が良いよね。」
だそうです。そう言ってもらえると謝る勇気が湧いてきますよね。
皆さんのお宅でも、「大人が謝らない案件」について話し合ってみる事をおススメします。もし、「父ちゃん、母ちゃんが謝らないよな」って言われたら同じ穴のムジナとして、自分とお友達になって下さい!お友達申請はお問い合わせからお願いします。
「君子豹変す」って、元々は『徳のある方は過ちを認めて、すぐに誤りを正すことが出来る』って意味らしいんですけど、最近では『無節操の例えとして使われる』そうです。
無節操と聞くと心当たりがありまくるので、笑ってごまかしておこうっと。
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