子ども達の服、どうやって決めてますか?
子どもが小さい頃は親の好みで選んで
着せたりしてましたかね?
双子だと
「ペアのとか着せちゃうんでしょ?」
って言われることが多かったです。
実際に同じ服とか着せていたこともありましたけど、
我が家はどちらかと言うとコスパ重視派でした。
L と R が通っていた保育園は「泥んこ万歳!」
のポリシーだったので、汚れても良いもの、が
第一選択だったような気がします。
で、だんだん成長してきて自分たちのカラーが
出てきますよね。
R「お母さんが買ってくるの可愛くない!」
とか、
L「何か違うんだよなぁ」
とか。それぞれのファッションにこだわりが
出てくる年頃になってきました。
「Fashion」って辞書で調べると服とか髪型の
流行って意味も勿論あります。
でも、凄いたくさん意味のある単語みたいで。
名詞だと(個人の)流儀、とかだし、動詞だと
「作る」、みたいな意味もあるですって。
まぁ、どの時代のファッションも後になってから
眺めると懐かしいというか微笑ましいというか。
各年代に色んな流行りがありましたけど、自分の中で
一番衝撃的だったのは「ルーズソックス」が出て
きた時ですかね。
自分が病院で働き始めたころに流行り始めたみたいで。
そう考えると、もう30年も前の話しになるんですね。
初めて見た時は
「なんじゃこりゃ?」
感が半端なかったんですけど。
あれって当時流行ってたミニスカート履くときに
太ももが細く見える効果があったそうなんです。
で、ルーズソックスの何が凄いって、洗濯物として
干されてる時ですよ。
最近の方は知らないかもしれませんけど、ルーズソックス
ってメッチャ長くて普通に1メートルとかあるんですよね。
それが、ベランダにぺろ~ん、ぺろ~んと干されてみなさい。
ツチノコでも吊るしてんのかと思いましたよ。
それでもね、当時の女子高生には絶大なる人気があって。
「ルーズにあらずんば女子高生にあらず」
って古典の授業に出てくるくらいでした。
(嘘です。ごめんなさい)
その後に出てきた、「ガングロ」ってのも凄かったん
ですけど、自分の周りには少なかったです。
で、話しは戻りますけど、L と R ですよ。
あーじゃない、こーじゃないっていうから
自分たちの好きな服買え、って店に連れて
行ったんです、父が。
で、横浜って言っても田舎だから家の周りだと
そんなにお店とかないんですよね。
GUとかユニクロとかジーンズメイトとか。
せいぜいそんなもんで。
で、一言も口挟まないで運転手兼支払い係として
付いていくじゃないですか。
そしたらね、もう地味地味な服ばっかり。
父「そーゆのが好きなの?」
って聞くと
L「かーちゃんがうるさいから」
R「脚見せたくないからスカートは買わん!」
とか。せっかくだから若いうちにハチャメチャなの
着てみたらいいのになぁって思うんですけど。
結局グレーのパーカーとジーンズ、とかになっちゃう
んですよ。母ちゃんが買っても一緒やん、みたいな。
で、もっと良い店ないのかとか、本当は原宿が良かった
とか、散々文句言われてアチコチ引っ張りまわされて。
挙句の果てに、
L「家の近くのあそこに行ってみよう!」
て連れていかれて。イヤ、アタシが運転したん
ですけどね。
結局そのお店が一番しっくり来たみたいで。
喜んで買ってました。コスパいーよねぇ~、
とか言って。
ちょっとね、父としてはどうなのかなぁって。
いや、決して変な意味じゃないんですけど。
もうちょっと他にもあるだろうって。
まぁ、本人たちが良ければ全然良いんですけど。
一番盛り上がった最後のお店、「しまむら」
っていうんです。
死んだばあちゃんと一緒かよ!って思いましたけど、
グッと我慢して黙ってました。
彼女たちが花開くにはもう少し時間が必要なようです。
いやぁ、それにしても「しまむら」が一番だって。
そんな女子中学生の親の顔が見てみたいわ。
って自分に突っ込みいれときました。
こんな時は笑ってごまかしておこうっと。
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