嵐の前の静けさ
笑う!子育てる!番外編です。
皆さんは未知の世界と遭遇したことはありますか?このシリーズは自分が体験した未知の世界を皆さんにお伝えする物語です。前回までのお話しはコチラ↓から(青文字の部分をクリックするとそれぞれのページに飛べます)
3週間くらいかかったでしょうか。めぐみさんに出された70本ノック!を書き上げたんですね。
メールで送る前に「いやぁ、苦し紛れのモノもあるし、なんなら部分的には結構かぶっちゃってるけど、これ以上無理。毛が3本になっちゃう」と思ってエイやっ!と送信ボタンを押したんです。
そしたらね、あっという間にめぐみさんから返信が来て
めぐみさん「本当に70個作ったんですね。凄いです。そんなに出来ないと思ってました!」
って、明るい感じのメールが返ってきたんです。もうね、膝から崩れ落ちましたよ。
めぐみさん、出来ないと思うような宿題を出さないで下さいよ~って。ウチの鵜匠、ドSなのかなって、一瞬アタマをよぎりましたね、えぇ。
まぁ、内容に関しては良いとも悪いとも言われてないんですけど、「この中から使うのは2~3割になるかなぁ」って。
やっぱりね、厳しい世界だと思いましたよ。貴重な髪の毛100本くらいと引き換えにして、採択率は2-3割なんですよ。プロの世界は違いますよね。
で、それをもとに「台割」って言うのを作ってくれたんですね、めぐみさんが。
皆さんは「台割」って聞いてピンときます?
自分は「お湯割り」とか「緑茶割」ならパっとイメージ出来るんですけど、「台割」って聞いても全く分かりませんでした。
その「台割」なんですけど、本の設計図みたいなものなんですって。
全体のページの中で、どこに何をどれくらい書くかっていうものなんですね。百聞は一見にしかず、って言うので、実物を見て頂くとこんな感じのものなんです↓(一部になっています)
で、それに沿って進めて行きましょう!って事になったので、つらつらと書き始めたんです。
めぐみさんからは「毎日1時間は書くつもりで頑張ってね」って言われたので、毎朝5時に起きて朝ご飯を作り始めるまでの1時間を執筆の時間にしました。えぇ、自分、朝ごはん係なので。
それと並行して出版社で編集を担当して下さる方とも打ち合わせをしましょう、ということでオンラインでお会いしたんですね。
その編集の方がOさん、ていう女性だったんです。柔らかな物腰なんですけど、日本刀みたいなキレのある感じがする頭の良さそうな方で、「あ~、普段から言葉を相手にお仕事をされてるプロって凄いなぁ」って感じでした。
まぁ、自分はめぐみさんの鵜なのでお二人のやり取りを見ている、って感じだったんです。でも、頭の良い人たちの会話ってスッキリさっぱりしていて聞いていて気持ちよかったです。
ただ、実際に本を出すとなると、無名のオッサンが著者だと出版社さんが赤字を抱えるだけじゃないかしら?って心配になりますよね。
そこはめぐみさんが手を回して下さっていて、「日本ペップトーク普及協会」で監修をして頂けることになりそうだ、って言うお話しでした。
結局のところ、めぐみさんと日本ペップトーク普及協会がバックについているから本を出させて頂ける事になったんですね。いやぁ、持つべきものは強力なバックですよね。
自分みたいにノーブランドな方々は早めにご自分だけの師匠を探しておくことをおススメします。
こうやって出版という未知の世界に向けて帆を進め始めたわけですが、当然そんなにスムーズに事が運ぶわけもなく、行く手には荒波が待ち構えていたのでした。
次回に続く
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