Day99. 先生の仕事とAI

先日長男が高校からの手紙を持ってきました。
とても興味深い内容でした。

保護者の皆様

今年度、英語科では副教材として××(会社名)AIエッセイ
ライティングを利用します。(中略)
今年度はAIによる英語エッセイの自動採点及び添削サービスを英語
ライティング力向上の為に積極的に活用していきたいと考えます。

こんな感じで。

へぇ~、遂に学校の授業でもAI使うんだなぁって。

で、詳しいことはパンフレットをご覧ください、って書いてあった
ので、そちらも見てみました。

そしたらね、ウリ言葉が

「採点は1秒!

もの凄くないですか?これ。
しかも、採点だけじゃなくて添削もしてくれるみたいです。1秒で

英語のライティングって実際に生徒に書かせると、生徒によって
解答にかなりバラツキが出るみたいなんですね。

これ、記述式の解答だと多かれ少なかれそうなるんですよね。

で、採点も大変だし、時間もかかるし。記述式解答の1点、2点の
差を説明しろ、って言われても難しいよなぁって。

自分が教員をやっていた時にも記述式の問題にせざるを得ない教科を
担当していた時期もあって、その時は半分諦めてました。

でも、AIだと感情も入らなくなるし、アルゴリズムに沿った採点に
なるのでそんなにバラツキがでないでしょうし。

で、直ぐに添削と採点してくれるので、どう書いたら良かったのか、
みたいな方向に進みやすくなる気がします。

フィードバックは素早く、が良いらしいですからね。

で、事前学習用のデジタル教材も無料で用意されていて。

自分も頑張って英作文にチャレンジしてみたんですけど、
英単語が全然出てこないんですね。

「公共交通機関」って何て言うんだっけ?とか、
「騒音に悩まされている」なんて全然思い浮かばないなぁ、
って感じで。

仕方ないので、「I like lemon sour」と書いてみました。
これ、ライティングってレベルの文じゃないんですけど、
他に思い浮かばなかったので。

そしたら、この部分に関してはオッケーだったんですね。
当たり前ですかね。

でも、ふと思い立って考えてみたんです。

AI的には間違いないんだけど、自分が採点する人だったら
「君の場合はね、『 I love lemon sour 』が正解だよ」って添削
するだろうなぁって。

どっちも変わらない感じなんですけど、Likeだと「好き」で
Loveだと「大好き」って訳されるんですね。さすがだなぁ。

結局今日のオチもレモンサワーかよ、って思ったので
笑ってごまかしておこうっと。

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