Day101. 穴のあいた靴下をはくムスメ

平日の朝って結構忙しいじゃないですか。

我が家は共働きで、子ども達も学校があるので
なんだかんだでバタバタしてるんですね。

もうちょっと早起きして、ゆっくりコーヒーでも
飲んで、なんて思ってもなかなか難しいですよね。

そんなある日の事だったんですけど、Rが裁縫箱を
出してきて何やらチクチクと始めたんですよ。

こんな朝っぱらから何やってるのかなぁって思って
見てみると、なんと!穴があいた靴下を縫っている
んです。

おしんの時代ならいざ知らず、もう令和だぜ?
橋田壽賀子さんもビックリな光景だよなぁって
思って。

父「朝からどうしたの?違うの履いて行けば?

R「この靴下じゃなきゃダメなの!

って。

そうなんです、彼女は服とか靴とか身に着けるものは
肌触りが好みじゃないと頑として受け付けないんです。

超感覚派っていうんでしょうか。感触がダメならダメ、って
ある意味さっぱりスッキリしてるんですけど。

それだけにRと買い物に行くと、とにかく大変なんですね。

靴とかを買いに行くと、デザインとかはどうでも良くて、
選択肢としては「履き心地」一択なんです。

実際に彼女と靴買いに行くとどんな感じかって言うと、Rさんは
一人で靴屋の試着用の椅子にででぇ~んと座るんですね。

で、L と父で王様の家来みたいにあっちこっちから目ぼしい
靴を持ってきては履かせてみるんです。

父「姫、こちらはいかがでしょう?

ってやると、ひどい時はつま先をほんのチョット入れた瞬間に

Rムリ!

って。

ほぼほぼダメ出しされるっていう。ある意味、賽の河原の石積み
みたいな感じなんですよ。

で、20足とか30足とかチャレンジすると、1つくらい

R「ん、苦しゅうない

みたいのがあって。それでやっと1時間くらいの苦行から解放される
っていうのが定番です。

そうなるのが分かっているので、「苦しゅうない靴を2つ一緒に
買っておこうよ」、と言ってもそれも頑なに受け入れないんです。

結局いつも同じ靴を履いて、ボロボロになって、両親からさすがに
違うのにして下さい、って言われるまで履き続けるんですね。

先日はしまむらに靴下を買いに行って、靴下1足買うのに30分
以上かかってました。

でも、よく考えたら肌着とかはそこまで偏屈じゃないんです。
なんで足元だけはあんなにこだわるんですかねぇ。

新しく買ってきた靴下に替えるのかと思いきや、ヨレヨレに
なった古い靴下も相変わらず大事そうに使ってるんです。
ちょっと雑に扱うとすぐに穴が開いちゃうレベルなので。

どんだけ貧乏な家なんだよ!って言われちゃいそうだからヤメて
欲しいですよねぇ、本当に。

朝から靴下縫ってる令和女子中学生がウケるから
今日も笑っておこうっと。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
押してくれてありがと!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次