このブログは思春期の双子女子L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
Rさんの高校で三者面談がありました。
LとRの三者面談には苦い思い出があって。中学の時はひどかったんですよ。その辺りは以前のブログに書いたので笑ってやってください。


今回も平日に行われるので
妻「とーぜん、あんたでしょ」
ってことで、自分の平日休みに希望を出しておきました。
後日、面談の日程が配られて、希望通りの日程になったんですけど、
R「あのね、アタシの担任の先生、バスケでめっちゃ有名な先生なのよ」
父「知ってるよ。入学式の時にちょこっと挨拶したし」
R「でね、土日は部活の指導とか、どっかの強いチームのコーチとかやってるから、本当は火曜日がお休みなの」
父「あ~、日曜働いてる父ちゃんと一緒やな。」
R「それなのに、ウチみたいに遠慮なく火曜日の面談申し込む人がいるから仕方なく来てくれてるんだよ」
父「ありがたいねぇ」
R「ありがたさを全身で表現して面談にくるんだよ。そうすると喜ぶから」
父「劇団四季出身じゃないからそこまで出来るか分かんないけど、頑張りますね」
って。でもね、火曜日に面談組まれてるのウチだけじゃなくて7-8人いるんですよ。こればっかりは仕方ないかなぁって。
で、前日に最終確認したんですね。
父「ちなみに、Rさんから見たらどんな先生なの?」
R「自信満々で自分語りが好きな人。ほかの子の面談でも結構語って長くなってるみたい」
あ~、なるほどねぇって事で。劇団四季になりきって行くかって思って。そしたら
R「どの服着て行くの?」
父「いやぁ、全然考えてなかったわ。お兄ちゃんがくれたアレ、着て行っちゃう?」

R「親子の縁を切って欲しいの?」
ってなっちゃって。無難な格好で行く事にしました。
当日は面談が午後からの予定でRさんは午前中に授業が終わっちゃうので、面談までの時間を利用して一緒にお昼を食べたんです。
普段なら食べないような高級なオムライス屋さんにして。

で、ご飯食べ終わってさぁ学校に行こうかってなったら
R「ちょっと待って。気持ち悪いかも。てか、お腹が張ってるのかな。なんか変」
って青白い顔で。やっぱり一筋縄では行かないかぁって思ったんですけど、仕方ないので近くの薬局に行って胃薬と水を買ってきて。
面談をキャンセルするかどうするか悩んだんですけど、「行けるところまで行こう」ってなって、コンビニのビニール袋をエチケット袋にして学校行きのバスに乗り込んだんですね。
車内でキラキラする事態にはならなかったんですけど、学校についてからも広間の机に突っ伏して寝ていたRさん。もちろん、エチケット袋を顔の周りに広げたまま。
どうするかなぁって思ってたらRがむくッと起きて
R「トイレに行ってくる」
っていなくなったんですね。そしたら数分後スッキリした顔で帰ってきて
R「いやぁ、クソ長いウ○コが出たらメッチャ楽になったわ」
ってニコニコしてるんですよ。皆さんどー思います?こんな女子高生。結局はただのフン詰まりだったようです。
という事で無事に三者面談に臨んできました。内容的には大したことなかったんですけど、Rの人生で初めて
担任の先生「いやぁ、中間試験の成績良かったですよ。学年8位!勉強できるんですねぇ」

父「いや、彼女が勉強でほめられたのは人生で初めてです」
みたいなやり取りがありました。学校の先生に勉強のことで褒められるなんて想像もしなかったですよ。
LとRが小学校の時に受けた個人面談で
先生「このままじゃずぅ~っと勉強できなくて苦労しますよ」
ってボロボロに言われ続けてた自分に「将来褒められるからね」って言ってやりたい気分でしたよ。信じないと思うけど。
で、面談が終わってRさんに感想を聞いたんですね。そしたら
R「あれだけ語るので有名なアタシの担任に語らせないで、逆にしゃべり倒してた父ちゃんはただモノじゃないと思った」
みたいなこと言われて。確かに予定時間を7分も残して終わったのは異例だったようです。劇団四季にはなれなかったけど、生放送のケツかっちん並みに頑張りましたよ。ケツかっちんを知らない人は調べてみてね。
語り部には「しゃべくり倒して語らせない作戦!」がうまくいったみたいで面白かったから今日も笑ってレモンサワーを飲んでおこうっと。
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語り部に語らせない作戦が気に入ったアナタ!思春期の子育てについて本を出版しました。ぜひお手に取ってご覧ください。
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