このブログは思春期の双子女子、L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
アナタの中で「忘れる」ってどんなイメージですか?
もちろん、人によって違うとは思うんですけど、「忘れ物が多い」とか「この前言ったことをもう忘れてる」とか。あんまり良いイメージじゃない事ってありますよね。
ちなみに自分は昨日の晩御飯も忘れちゃうので、そろそろ薬に頼らないとアカンかも知れません。
え?それはレモンサワーの飲み過ぎ?心当たりが有り過ぎるわぁ。
まぁ、そんなこと言ってるといつまで経っても先に進まないので次に行きますよ。
「忘れること」に関していうと、人間て「失敗したコト」とか「嫌な記憶」って忘れないように設計されてるんだと思うんですよね、元から。
大昔であれば一度の失敗が命に関わることがたくさんあったと思うんですよ。例えば初めて毒キノコとかフグを食べて苦しんだ、とか。
そういう経験を踏まえて、生存するために必要な「失敗を忘れない装置」みたいなのがあって、それが今でも残っているんじゃないか、と。
心理学で有名な実験に「視覚的断崖」ってのがあるんです。
赤ちゃんを、実際には透明な床があるんだけど段差があるように見える装置に乗せて、段差に見える先の方からお母さんが呼ぶんですね。でも渡れないんです。
これって、段差があると「落ちて痛い思いをする」って失敗を経験してるからなんですよね、たぶん。
説明だけだとややこしいので、動画↓を見て貰った方が早いですかね。
でもね、こういった「失敗を忘れないこと」が子育ての邪魔をしてることもあるんじゃないかなって思うんですよね。
子どもの失敗を親がいつまでも抱えてしまうと、子どももその雰囲気を感じ取っちゃうんじゃないですかね。親が知らず知らずのうちに「心配」という名のプレッシャーをかけてしまうというか。
「親が忘れる」ことで、子どもも「あ、もういいんだ」ってリセット出来るかもしれないじゃないですか。
例えば、子どもがテストでひどい点数取ってきても、翌日になったら「テストなんかありましたっけ?」くらいケロッとしてる、みたいな。
そう考えると、忘れることって、もしかしたら「前向きになれる力」なのかもしれないんです。
いや、決して自分を正当化してるんじゃないですよ、たぶん。
ただ、ここで気をつけて欲しいのは「何もかも忘れていい」ってことじゃない、ってことで。
子どもが本当に困っている時のサイン。子どもが頑張って乗り越えた瞬間。はじめて何かができた日のこと。
そういうことはちゃんと覚えておきたいし、いざという時に「あの時も大変だったけど乗り越えたよね」って言ってあげられるのが親の強みだと思うんですよ。
LとRが中学の時、どれだけ勉強が苦手で、でもどれだけ諦めずに頑張っていたか。そういうことは今でもちゃんと覚えてます。しらんけど。
要は、「失敗は忘れて、頑張りは覚えておく」
「忘れる」ってマイナスなイメージを持ちがちなんですけど、うっかり忘れてしまうことで、子どもが前を向けることもある、って思っても良いじゃないかと。
しかも、これね、子どもの話だけじゃなくて、親自身にも言えると思うんですよ。
今日、子どもをうまく励ませなかった。つい怒鳴ってしまった。もっと丁寧に向き合えたんじゃないか。そういう後悔って、積み重なるとしんどくなっちゃうじゃないですか。
でも、「反省したら、あとは忘れちゃうのもアリ」って思えたら楽になりそうじゃないですか。
子育てって長丁場なんで、昨日の失敗を今日も明日も引きずっていたら、体も心も持ちませんよね。
「ごめんね」って言えたら、それでおしまい。またイチから始めればいいじゃないですか。
僕たちは神様じゃないからたくさん失敗するじゃないですか。でも良かれと思って一生懸命やった結果の失敗はきれいさっぱり忘れてしまいましょう。
ただ、「忘れる」って考えてやろうとすると難しいので、どうやったら忘れられるのか分からない人は僕と飲み会しましょう!もれなく記憶が飛ぶ経験をご提供いたします!
という訳で、今日も色んな失敗をしたから忘れる為にレモンサワーを飲んで笑っておこうっと。
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