Day141. 夏の高校野球

皆さんは高校野球が好きですか?高校のスポーツで全国大会の初戦から決勝戦まで全てNHKが放映するのは野球くらいですよね。賛否両論があると思いますが、まぁ見る人が多いのは間違いないですよね。

で、我が家の長男が10年間続けた野球人生の集大成となる高校3年生の夏を迎えます。

どんなに長くても最後のその日まであと1ヶ月も無いので、妻は今からウルウルしています。

今でこそ「アタシ、野球にはちょっとうるさいわよ」みたいな妻ですが、野球がきっかけで我が子に「パパと離婚しろ」っていう会心の一撃をくらってスネに傷を持つ女でもあります。詳しくはこちら↓

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そんな長男の最後の壮行会が開かれたんです。自分は長男の高校のイベントには一度も顔を出したことなくて、当日の朝になって妻に「今日はアナタを絶対に連れて行くわよ。でね、親から選手たちに一言述べる、ってのがあるから、アナタが頑張る様に。」

って無茶ブリされたんです。

まぁ、最後だからしょうがねぇなぁと思って、ゴロゴロしながらメッセージを考えて、壮行会の準備も手伝って本番を迎えたわけです。

実際に参加してみると1年生と3年生の温度差男子と女子の温度差が凄いんですよ。サウナの隣ってたいがい水風呂があるじゃないですか。まるであんな感じ。

1年生なんてヘラヘラしてて、まぁ試合に出るような子はいないのでしょうがないんですけど、選手からの一言もたわいもない感じなんです。何なら壮行会の最中にスマホで動画見ちゃうくらい。

2年生になると3年生と1年くらい一緒に野球してきたので、それなりに感情がこもってくるんですね。

で、3年生は4人しかいないんですけど、みんな小学校からやっているので10年以上続けてきた野球が最後になるって分かってるんですよ。

そうすると、「壮行会を開いて頂いてありがとうございます。」とか、「いつもお弁当を作って頂いてありがとうございました」みたいな、何とも言えないお別れの会みたいになるんですね。

それを聞いた両親がタオルを片手に涙ぐむって言う感じで。いい雰囲気だなぁって思ってたんですけど、我が家の長男が何を言うかと思って聞いていたら

長男「みんな本番は緊張すると思うんだけど、俺に任せて下さい。オレに任せて貰えば大丈夫ですホームランも打つんで見ててください。」

って。もうね、口あんぐり。だってね、10年間野球やっててランニングホームランすら打ったことのないヤツなんですよ。

そもそも、キャプテンはおろか副キャプテンみたいに皆をリードするみたいな役割からはずぅっと逃げ回って、いつも誰かの後ろに隠れてるようなヤツなんですよ、ウチの長男。

それなのにそんな発言するもんだから「こんなヤツ育てた親の顔が見たいわ」と思って、気付いたら妻と見つめ合っちゃってました

で、そんな男子とは裏腹にマネージャーをやってくれている女子は涙・ナミダの感動的なメッセージばかりでした。いやぁ、オジサン、ジーンときちゃったなぁ。

その後、自分からの一言はカッコつけようとしてしどろもどろになり、何を言いたいのかさっぱり分からないまま、会はお開きとなりました。

妻が監督をやっている先生に「ウチの旦那、ペップトークの講演できますよ。」って営業してくれたのに、しどろもどろで鼻にもかけられなかったので笑ってごまかしておこうっと。妻よ、ごめん。

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