Day153. 哲学対話という対話

哲学対話についての対話

先日、レモンサワーを飲みながらネットサーフィンしてたんですね。

そしたら、自分が尊敬する苫野一徳さんが書いた書籍に関する記事が出てたんです。

苫野一徳さんについては「勉強するのは何のため?」っていう本にメッチャ感動してブログに書いた事もありました。

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今回、面白いなぁと思った記事はこちら↓

キャリアのその先へー Webメディア...
哲学者苫野一徳『親子で哲学対話ー10分からはじめる「本質を考える」レッスン』 子育て世代必読の書! 哲学者であり教育学者の苫野一徳氏が自らの経験をもとに上梓した『親子で哲学対話−10分からはじめる「本質を考える」レッスン』とは?

親子で哲学対話しましょうって内容なんですけど、これ、凄く良いなぁって思って。

で、さっそく L R を呼んでやってみたんですね。

テーマを何にしようか迷ったんですけど、まずはこの記事を読んでどう思ったか?から始めてみました。

父『読んでみてどうでしたか?

R『何かね、こーゆーの聞いた事がある気がする』

L『アタシ、哲学って好きだよ。答えがないんでしょ?』

父『答えがない、っていうより1+1=2みたいな正解が決まってるじゃないんだけど、自分達にとって身近な問題について考える、って感じかなぁ』

R『アタシさ、ママに聞いた事があるのよ。友達ってどこからが友達なの?って』

父『へぇ。面白いテーマだね。で、ママは何て言ったの?』

R『知らね以上。って感じだった。』

父『そっかぁ。ちょっと残念だったねぇ。ちなみにRさんはどこからが友達だと考えてるんですか?』

R『アタシ、友達が1人もいないからなぁ。分かんない。』

父『でも、友達が1人もいないと思ってるって事は、ここの線を越えたら友達だって思える何かがあるんじゃない?』

R『確かに!

父『仲の良いAちゃんとは友達じゃないの?修学旅行に行った時なんか最初から最後まで一緒だったんでしょ?』

R『最近話してないからなぁ。毎日の様に話してないから友達じゃないと思う

父『毎日話すのが友達だとすると、しばらく会えなかったりすると友達じゃないって事ですか?』

R『そうだと思う』

L『そんなんだから、いつまで経っても友達が一人も出来ねぇんだよ!』

R『考え方は人それぞれでいーじゃない!』

L『いや、お前の考え方は極端すぎるだろ!』

父『まぁ、二人とも落ち着いて。毎日話さないと友達じゃない、ってのは確かにハードルが高そうですよね。』

L『家族以外にいねぇだろ、そんな奴。家族だって毎日なんか話さねーし。』

父『例えば、ママって小学校の頃から仲の良い4人組で今も年に何回か会って遊んだりしてるじゃないですか。あれは友達じゃないんですか?』

R『それは昔の友達で今は友達じゃない。』

L『アホか一生言ってろ!』

みたいになっちゃって。で、それ以上やってもこんがらがってしまいそうなので、そこでストップして話題を変えたんですね。

父『こんな風に話し合うのが哲学対話だと思うんですけど、哲学対話についてはどう感じましたか?』

R『アタシには友達が出来ないってこと?』

父『いやいや、そんなこと一言も言ってませんて。話し合うことについてどう思ったか、感想を聞いてるんです。』

L『アタシ、やっぱ好きだわ。父ちゃんさ、これテーマがたくさん書いてあるから毎日1個ずつやろ』

父『毎日はちょっと。でも考えておきますね。Rさんはどうでしたか?』

R『待って!アタシにも毎日話してる友達がいたわ!

父『まだそこですか?ちなみにですか、その友達?』

R『2階のアタシのベッドの周りにたくさんいたわ。忘れてた。今朝も話したし!

L『ぬいぐるみだろ、それ。もうな、お前は一生一人で生きていけ!』

ってなっちゃいました。

Rさんがファンタジーの世界から帰ってこられないみたいだから今日も笑っておこうっと。

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