このブログは思春期の双子女子、L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
我が家のRさんはキリスト教系の高校に通っています。よく言う「ミッションスクール」ですね。
ミッションて言われてもトムクルーズしか出てこないんですけど、自分、確かプロテスタント系の大学に通っていたような気がするんです。まいっか。
で、Rさんの高校もプロテスタント系で、カトリック系の学校に比べると少しゆったりした雰囲気なんだと思います。
高校に入る最初の儀式って入学式じゃないですか。Rさんの高校では入学式とはいうものの、入学礼拝なんですよね、基本的に。賛美歌を歌ったり聖書の朗読があったり。
壇上に日の丸は飾ってないし、国歌斉唱もないんです。凄くシンプルだけど「あぁこれからミッションスクールでの学びが始まるんだなぁ」って思えるすごく良いセレモニーでした。
授業科目にも聖書があるし、毎日の礼拝もあります。それから「聖書に親しむ会」みたいなものを定期的に開催していて、保護者も聖書について学べるようになっています。

長男が通っていた公立高校だと入学してから親睦を深めるために遠足だかちょっとした泊りがけのイベントがあったような気がするんですけど、それに似たので「修養会」っていうのもありました。
富士山の麓にあるYMCAの施設に2泊して聖書を学んだり自分自身について考えたりするみたいなんです。
YMCAって聞いても西城秀樹さんしか浮かばない自分には全然ピンとこないんですけど、凄く厳かな雰囲気で執り行われているようです。
イースターやクリスマスには特別な礼拝があるし、校内にある大きなホールにはパイプオルガンがあって、賛美歌の演奏を聞くと「なんか分かんないけど、ええ感じや」って思います。

日本では怪しげなことを「宗教じゃね?」みたいに揶揄するちょっと残念な風潮があると思うんですけど、世界中にはたくさんの敬虔な信者がいて、その人たちがどんなことを感じたり考えたりしているのか、ってことを知るにはすごく良い機会だと思います。
で、あぁそうか、そーゆーのもあるのね、って思ったコトがあって。
それがキリスト教系大学への指定校推薦です。言われたら当たり前なんだよねって思いますけど。
でもね、キリスト教系の大学って言っても国際基督教大学とか上智とか青山とか、普通に入試を受けて入ろうと思ったら結構大変な学校の推薦があったりするんですよ。
ただし、クリスチャンであることが条件になっていたりする大学もあって、まぁ確かにそうだよねって思ったりもしました。
進学にあたって、キリスト教を学びたいと思わないからミッションスクールは辞めておこう、って考えもありだと思います。
ただ、世界人口の3人に1人はキリスト教信者ってデータもあるようなので、学んでおいても損はしないと思います。ゴリゴリにキリスト教を押し付けてくる感じでもないですしね。
個人的にはミッションスクール、すごく良いと思っています。来年から私立高校の無償化も更に進むようですし、進路について考えている方は一つの候補として検討してみてはいかがでしょうか。
本年のブログは本日で最終となります。一年間おつきあい頂きありがとうございました。
自分、レモンサワー教の信者なので日課のレモンサワー礼拝に行ってきます!それでは。
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