以前にも書きましたけど、たまにLとR を連れて服を買いに行く事があるんですよ。
まぁ、自分は車の運転と支払いだけなので、一緒に行ってる、って言うのかどうか怪しいですけど。
で、学校で着るカーディガンが欲しいって言うので見てたんですね。
そしたらね、グレーとか黒のばっかり探してるんですよ。
父「たまにはさ、ピンクとか黄色とかもうちょっと明るい色にしてみたら?」
L「いや、校則でダメだし」
って。へ、そんなのあるんだって思って。そしたら肩に1センチくらいの白い花の刺繡が入ったグレーのカーディガン
を持ってきて。
L「これもワンポイントあるからダメかなぁ」
って。いやいや、それくらいで怒られたら親父が行って先生と話したるわい!って言って結局それにしたんです。
で、気になったので、後で校則を見せて貰ったんです。
そしたらね、ホントに書いてありました。
・カーディガンやセーター等を着用する場合、色(紺・白・黒・灰色・ベージュのみ)・柄・型は目立たないものとする
いやぁ、未だにこんなことになってるのかぁ、昔と変わらないなぁって思って。
そしたら最近になって面白い記事を読んだんです。全国の高校の校則を調べている高校生がいるんですって。
中学生の時に校則に疑問をもって、それから全国の仲間と高校の校則をデータベース化しているとかで。その高校生曰く
『校則は社会課題の教科書』
だそうです。チョーかっこよくないですか?
世界的にはジェンダーや多様性が尊重されているのに、日本ではまだまだですよね。
それと同じで男女別の服装とか髪型とかの規定がある校則って日本が抱えている問題の縮図ですよねって。彼の意図の正確な所はぜひ記事を読んでみて下さいね。
いやぁ、若いのに素晴らしい!きっとこんな人が将来の日本を何とかしてくれるんだろうなぁって。
で、その記事を読んで他にも探してたら、こんなのも見つかって。
これ、慶応義塾大学の山本教授のゼミ生が研究した非認知能力と校則の関係に関する報告みたいなんですけど。
これによると、校則の厳しい学校の方が非認知能力が低くて更には難関大学への合格率も低いんじゃないかっていう内容なんです。
校則と非認知能力を結び付けたところが面白いですよね。
ただし、この解釈についてはちょっと注意が必要ですよ、って事も書かれてるんですけど、久しぶりにちゃんとした
論文読んだらアタマ痛くなってきちゃって。
で、痛みをとるためには笑いだよねってことで、今度は全国の面白い校則を調べてみました。これがね、笑えるのなんのって。
ちょっと紹介しますね (スタディサプリ進路調べ)
- 登下校中、流氷に乗ってはいけない
- 体育祭のフォークダンスは全力でやる
- 服装違反の者は半年間、教頭と交換日記をする
- 女子は坊主にしたら退学
- 草履は良いが下駄で来てはいけない
教頭先生と交換日記するとどんなことになっちゃうんだろうって。
で、もっと凄いのが毎年東大に多くの合格者を出す麻布学園ですよ。
正確には校則じゃなくて伝統的な言い伝えらしいんですけど
- 鉄下駄の禁止
- 授業中の出前禁止
- 賭け麻雀の禁止
だそうです。これ、本当に出前頼んじゃう人がいたとかいないとか。
でも、授業中じゃなきゃいいのか?とか、いやいやそもそも賭け麻雀って法律でも禁止なんじゃね、とか突っ込み所が
ありすぎて。
だいたい、鉄下駄って今時どこで売ってるのよ、みたいなモノもあって。遊び心が満載でいいですねぇ。
今日は校則の堅い話から面白い話まで調べてみました。
ウチも「レモンサワーは2杯まで」って不文律があるんですけど、今日も笑ってごまかしちゃおうっと。
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