地域みらい留学 ~ 学校見学から入学直後までの準備など ~

地域みらい留学シリーズ

このシリーズは地域みらい留学で南の島に進学した娘の経験をもとに、これから留学される方、すでに留学している方との交流を目指して書いています。地域みらい留学に関する情報をシェアしていきたいと思いますので、コメントや拡散をして頂けると泣いて喜びます。

今までの記事は↓から

#1 地域みらい留学を知る

週末から地域みらい留学のイベントが始まりました。

来年の受験に向けてみんなが動き始めているようです。

各校の特徴などはイベントや学校見学を通して掴んで頂くとして、実際に離島への留学をした経験で、皆さんに知っておいて欲しい情報について書いてみますね。

これから地域みらい留学を考えているアナタのお役に立てれば幸いです。

目次

思ってるよりかかる?交通費

まず、夏頃にある学校見学に行くじゃないですか。これが1回目ですよね。本人だけ行かせる、っていう選択肢も無きにしもあらずですが、やっぱり一緒に行って親の目でも見ておいた方が良いですよね。

もし、複数の学校を候補に考えていると、この部分だけで数回現地を訪れる必要があるかもしれません。それはそれで日本中を旅することが出来て楽しいんですけどね。

で、公立高校への入学になるので、ほとんどが市町村が運営している学生寮に入寮することになると思うんです。

実際には入試よりも入寮試験の方が難関だったりするんですね。

定員が決まっていて、入寮許可がなければ高校受験自体が出来ない所が多いと思います。入試よりも遥かに倍率の高い戦いだったりします。

で、その入寮試験が現地訪問の2回目になります。入寮試験に関しては親子面接がある所も多いので、結局2人分の旅費がかかると思っておいた方が良いでしょう。

入寮試験に無事合格すると、いよいよ入学試験になります。これで3回目ですね。入試本番も一人で行かせるかどうかちょっと悩ましいところですが、我が家では長男が行ってくれたので助かりました。

その後、合格発表があるんですけど、発表自体はオンラインで見られますが、説明会に参加しないと、という事になって4回目の現地訪問になります。この時に制服の採寸など、様々な手続きが行われることもあると思うので、頑張ってくださいね。

その後、寮への引っ越しや入学式への出席となると、夏から春にかけて現地に5~6回訪問する可能性があると考えておいた方が良いですよね。大人2人分の料金ですから、それなりのお値段になると思います。

我が子と一緒に5回も6回も旅?に行けるなんて素晴らしい経験です。頑張ってお金を貯めておきましょう!

意外と役に立つかもマイナンバーカード

自治体ごとに制度が違う可能性があるのですが、Lさんのお世話になっている所では住民票を高校のある自治体に移す必要がありました。

そうすると、転出や転入の届けにマイナンバーカードがあると便利かもしれません。「いや、あれは絶対に国の策略だから私は作らない」って方は次にお進みくださいね。

だったら紙の転出届を発行して貰って進学先の自治体に提出するんですけど、マイナンバーカードがあれば紙の転出届けが不要になるんですね。ウチみたいに貰ったものをすぐに失くしちゃう人には助かる制度です。

地元の役所に行って転出届を書くと、「紙にしますか?マイナンバーカードにしますか?」って聞かれると思います。この時マイナンバーカードを選択すると、転出の情報がマイナンバーカードに記録されるんですって。

そうしたら、現地の役所に行って、カードをピッってやれば、それだけで転入の手続きはOKなんです。楽じゃないですか?

転入出だけじゃなくて、医療費減免の元になる親の課税証明書なんかもマイナンバーカードがあれば不要になります。

お子さん自身の身分証明書にもなりますし、行政の手続きが楽になるので、まだ手元にない、という方は作っておいても良いかもしれません。

お金は大事だよ~

地域みらい留学をすると遠く離れて暮らす事になるので、生活費おこずかいをどうやって渡すか、という事も考えておく必要があります。

自分達が経験した限りでは、「ゆうちょ銀行」の口座が良いかなぁと思っています。

ATMの台数が日本一多くて、Lさんの行った離島でも、大小含めて多くの郵便局で使うことが出来ています。基本、手数料が無料なのも大きいかなぁと思ってます。地方だとメガバンクの支店は全然ない、みたいなことが普通にありますからね。

Lさんの行った島で意外?に使えるのがPaypayのようで、Paypayは親からの送金も楽なので助かっています。これは各地方でどれくらい使えるか実際に確認した方が良いとは思います。

お届け物が結構多い

生活を始めてみると、あれやこれやと必要なものが出てきます。

我が家では最初の1か月で3回くらい荷物を送りました。なんでそんなに?と思いますよね。

例えば、水の硬度が違うようで「こっちの水が飲めない~」みたいなSOSが来たりして。そのうち慣れるんでしょうけど、最初は大変なようでした。

で、その度に荷物を送るんですけど、これもそこそこ費用が掛かります。ざっと比べた感じだと、Lさんの住んでいる島に荷物を送るのであれば「ゆうパック」が比較的安いようでした。

自分で郵便局に持ち込んだり、同じ相手に何回も送ったりすると、その度に割引があるので助かりました。なんか、郵便局の回し者みたいになってますね。ゆうパック系もトラブルがあったので今後変わるかもしれませんので、その際には追記しますね。

ネットショッピングで頼もうと思っても「離島は送料別途必要」みたいなECサイトも多いのでちょっと考えモノですよね。

そういう意味では「Amazonプライム」に入会して、そこから送る、っていうのも手かも知れません。プライム会員だと離島でも送料無料だったりするんですよね。

最初のうちは毎月のように送る覚悟をしておいた方が良いかもしれません。

けっこう欠航

Lさんの行ったような南の島だと、「台風が来て予定が狂った」みたいなのって想像しやすいと思うんです。「夏場は気をつけなきゃねぇ」みたいな。

ところが、入寮試験や入学試験みたいな冬場でも飛行機が飛ばなくなったり、大幅に遅延することが結構あります。

基本的に、強風のために到着便が来なくて欠航だったり、滑走路の使用が不能みたいになっちゃうんですけど。

実際に、Lさんが入試を受けた帰りに、同じ時間帯に飛ぶはずだった他の航空会社便が欠航になって、離島に兄妹二人で取り残されるか、みたいな事態になりました。

父「欠航だったらすぐに市内のホテルを予約するから連絡してください」

って緊迫した状況になりました。

入試は長男と二人で行かせてたので本当にあせりました。結果的に無事に飛行機が飛んで帰ってこれたんですけど、入寮試験の時も、大幅に遅延があったりして。

そんなことを考えると現地訪問の際にどうしても余裕を持った日程で組んでおく必要があるんですよね。

結局、前日までには現地に入ってないとな、みたいな感じで。

心に余裕を持って行動することが必要なようです。

実際には他にもあるんですけど、だいぶ長くなってきたので今回はこれくらいにしておきますね。

地域みらい留学でご質問があれば是非コメント欄からご連絡ください。分かる範囲でお答えしますね。

以下、お知らせです。

地域みらい留学を知考えているお子さんをお持ちのアナタ!子供の背中を押す応援の言葉かけ、「ペップトーク」を学んでみませんか?アマゾンのカテゴリー別ランキング1位を獲得した思春期の子育て本です。きっと参考になると思います。

にほんブログ村 にほんブログ村へ

PVアクセスランキング にほんブログ村
人気ブログランキング

人気ブログランキング

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次