家族会議と70本ノック!
笑う!子育てる!番外編です。シリーズになっています。前回までのお話しはコチラ↓から
(青文字の部分をクリックするとそれぞれのページに飛べます)
- 未知との遭遇 プロローグ編
- 未知との遭遇 未知の扉が開き始める
- 未知との遭遇 めぐみさん登場
そんなわけで、家族会議が開催されることになりました。
父「あのぅ、ペップトーク協会の講師で『めぐみさん』って言う方がいるんですけど」
R「なに?不倫相手?」
父「全然違います。めぐみさんに失礼ですし、不倫してたら娘に相談しませんよね?」
L「つまんなぁーい」
父「いーから。で、その、めぐみさん、たくさん本を書いている方なんですけど、ペップトークの本を出してみませんかって。思春期の子育て本ね。」
R「お金持ちになる?」
L「お小遣い増える?」
父「いや、そこじゃなくて。本を書くとプライベートな部分も載せる事になるじゃないですか。それを心配して下さってるんですよ。『娘さんたち、嫌がらないかしら?』って。」
R「全然気にならないけど」
L「書かれて困るようなことないしね。」
って。どんだけ自己肯定感が高いんだよって思うじゃないですか。お前ら、グダグダな中学生の見本なんだけどな、って親としては思うんですけど。
妻も長男もあっさりとOKしてくれたのでめぐみさんに連絡したんですね。そしたら「良かったわ~」って言ってくれたんです。
で、自分のプロフィールも書いて送ったんです(期間限定でココにあげますね。長い文章ですが良ければ読んでみて下さい)。そしたらね、めぐみさん、そのプロフィールを結構気に入って下さったようで。
めぐみさん「出版社の感触も良かったです。まだ企画会議がありますけど、もしダメって言われても他の出版社探しますからね」
って。どこまで神様なのかしらって思うような事も言って頂いて。
で、本を書くっていっても何から始めるのかも全然分からなかったんですけど、
めぐみさん「まずは言い換えからはじめましょう。思春期の困り事を。そうだなぁ、とりあえず70個くらい書いて貰えますか?」
って言われて。
『言い換え』ってね、例えば子どもがひどい点数のテストを持って帰ってくるとするじゃないですか。そんな時に
つい言っちゃう系「なんでこんな点数なんだ!あんなに言ったのにちゃんと勉強してないからこんなことになるんだろう」
って言いたくなる所を
これがおすすめ系「30点だったんだね。自分ではどう思ってるの?そっか。もう少し試験勉強をしておけば良かったって思ってるんだ。じゃあさ、どうやったら勉強できるようになるか、一緒に考えてみようか?」
みたいに言い換えるヤツなんですよ。
で、思春期の子どもの困り事なんて、朝起きないとか夜更かしするとか勉強しないとか部屋が散らかってるとか山の様に出てくるじゃないですか。
その1つ1つに対して「ふざけんなよコノヤロー」みたいな言葉はいくらでも言えますよね。むしろそこまでだったら何の苦労もなくスラスラ出てくるんですよ。
問題はそこからで、「ふざけんな!」をどうやって前向きでポジティブな言葉に変換していくか、それを70個考えてみようねって宿題を貰ったわけです。
これ、結構大変なんです。例えば自分だと「靴下を丸めたまま洗濯カゴに出さないで」って言われちゃうんです。それをポジティブに伝えるとして、皆さんだったらどう言い換えますか?
ちなみに、その時の自分の脳内はこんな感じ。
脳内【・・・靴下はモスラみたいな形にして出してね、って言うか?。いや待てよ、イマドキの子はそもそもモスラ知らねぇか。ふなっしーが踊ってるみたいに・・・ダメか、アイツ、かがんじゃう時あるからな、う~ん・・】
↑こんな感じです。
で、さすがめぐみさま。ペップの講師なので、宿題を伝えて、その後に僕を励ましてくれるんですよ。
めぐみさん「さいとうさん(自分のペップ協会でのニックネームです)、ご自分を鵜飼の鵜だと思って、自分の中に詰まってるものを全部吐き出す感じで頑張ってくださいね。」
って。これ、めっちゃイメージしやすいですよね。「死ぬ気でやれよ」ってのをポジティブに言ってるし。ハゲた鵜なんて想像しただけで笑えちゃうというオチまでついていて。
更には、必ず鵜匠(めぐみさん)がついてるから安心してね、みたいなメッセージも込められてるみたいだし。
「分かりました!とりあえず、その70本ノック、お受けしましょう!」
ということで、未知の世界にずんずんと足を踏み入れていくのでありました。
次回に続く
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