高校受験 ~ 偏差値30からの挑戦 ⑧ ~

異次元の数学対策

どこかの偉い方が「異次元の・・」って使ってたので
マネしてみました。

いやね、もう完全に異次元に迷いこんでます。

先月末から双子とマンツーツー?で勉強を始めたんですけど、
毎日が「これネタにしろってこと?」と思うような
事ばかりで。

ちなみに初めてこのブログに訪れて頂いた貴重な方も
いらっしゃるかもしれないので断っておきますが、
ウチの双子( L と R と呼んでます。二人とも女子です)

中学校2年生

です。小学生じゃありませんよ。そこを抑えて読んで
下さいね。

で、先日、理科の「オームの法則」を一緒にやってたんです。

直列とか並列の回路に流れる電流とか電圧とか抵抗の関係を
まとめたアレですね。

で、細かいことは省くとして、抵抗を求める時に割り算が
出てくるんですよ。

「直列回路の電熱線に 2ボルトの電圧を加えたとき、0.4
アンペアの電流が流れた。抵抗の値はいくらでしょう?」

みたいな問題だったんです。

これ、チョー簡単で 2 ÷ 0.4 を求めるだけなんですよ。

で、当然抵抗は 5 Ω(オーム)になるじゃないですか。

そしたらね、

R「ちょっと待って。前から怪しいと思ってたんだけど。」

って待ったがかかって。何のことやらサッパリ分からないので、

父「ひとつも怪しいところはないと思うんですけど?」

R「あのさ、割り算してるのに答えが最初の数より大きいって
変じゃない?

父「? どーゆーこと?」

R「この問題さ、2 を 0.4で割るでしょ?それなのにもとの
2 より大きい 5 が答えっておかしくない?

父「えっとぉ・・・」

R「だってさ、10 個のアメを 2人で分けたら 1人は 5個ずつに
なるでしょ?」

父「なりますね。」

R「アタシさ、おやつの時とか、いつも『これ二人で分けなさい』
って言われて 1人分が少なくなって悲しかったのよ。」

父「まぁ、双子ですからね。そうなりますよね。」

R「でさ、そーゆー風に分けるのが割り算てことでしょ?」

父「確かにその計算は割り算ですね。」

R「だからさ、割った時の答えは元の数より小さくなるのが
普通なんじゃないの?」

って。そっかぁ、そこで躓くかぁって。そりゃね、中学校 2年生で
これじゃ、学校の先生や塾の先生方じゃ対応しきらないよなぁ。
先生方ごめんなさい、って感じで。

怒ってもしょうがないんで、どう説明しようかなぁって考えてふと
テーブルの上を見るとミカンがありました。

父「じゃあさ、このミカンで考えてみようか?」

R「アタシ、食べ物だからって騙されないからね」

父「騙しませんがな。これ、皮をむいたら・・10 個あるよね、実の部分が。」

R「あるね」

父「さっき言ったみたいに、L と R でわけたら5個ずつに
なるから、10 ÷ 2 は 5になるよね。」

R「アタシ、1人で食べたいんだけど・・」

父「いーから、ちょっと待って。じゃあさ、この 1つずつの
実を全部半分に切って 2 つにしてみようか。」

R「全部真ん中で切ればいいのね。」

父「そう。そうするとミカンの実が半分のモノができるでしょ?
こんな感じで。で、これ 1つを数で表したら何になりそう?」

R「1 つの半分だから 0.5 でしょ。それくらいわかるよ。」

父「だよね。そしたら 10 個の実を全部 0.5 に分けたら 0.5
の実はいくつ出来る?」

R「あっ!20 個ある!」

父「でしょ。だから 1 より小さい数で割ると元の数より
大きくなるんだよ。」

って。もうね、完全に小学校のレベルですよ。
それで終わりと思いきや

R「ちょっと待って!もう一回数えてみる。」

って。いやいや、何回数えてもおんなじでしょって
思ってたら

R「パパ!大変!18個になってる!

そんなバカなって思ったら隣で口をモグモグ
させてるLがいて。

「ん?なんかあった?」

って。父は全力で脱力しました(笑)

こんな 2人とあと 1年 3ヶ月も勉強頑張らなきゃ
いけないかと思うと髪が抜けそうで心配です。

最低時給で家庭教師をやってもいいよ、って方は
ご連絡ください。

今後の予定ですが、今週は後期の中間試験があります。

この 1ヶ月の成果を試される時が来ました。
次回以降、中間試験のお話しを書きたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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