先日、RとLの三者面談がありました。父は平日休みがあるので、
妻「とーぜんあんたでしょ」
ってことで、自分が行くことになりました。
小学校の頃から父が面談に行くことも多かったのでそれ自体は何てことないんですけどね。でも、自分にはちょっと苦い思い出があるんです。
あれは長男の1歳6か月検診の時でした。その頃も平日休みがあったので、父が一人で連れて行ったんですね。
同じ日に参加していた親子が15組くらいかな。ご夫婦で見えてるか、お母さんが連れてきてるかで、父親一人で来てるのは自分だけでした。
そしたらね、保健師さんと思われる方が、明らかに不安そうな顔で
「えぇーっと、今日はお父様だけですか?」
「はい。一人できました。」
親父一人で来ちゃったかぁ、困ったなぁって感じで
「あの、失礼ですけど普段のおうちでの様子とか分かりますか?」
って聞くんですよ。
「分かりますよ」
って答えて、色々問診とかされたんですけど、用紙に「父親が一人で来所」とか赤字で記入してて。マークされてる感じが満載でした。
周りからは「妻に逃げられたハゲ親父」みたいな目で見られてたのかなぁって思ったり。
男性が育児に参加すべきだ!って声も多いですけど育児してるハゲ親父にも愛の手をって思いましたね、あの時は。
また脱線しているし。
三者面談に戻りますけど、最近の面談って凄いですね。
事前に学級通信に書かれていたので、質問される項目が分かってたんですけど、
- 最近お子さんに言われて嬉しかった言葉は?
- お子さんの長所はどこだと思いますか?
- 中学校生活でこうなって欲しいと思うことは?
の3本立てでした。
これって自己肯定感を上げるセミナーとかで絶対やってるよね、みたいな項目ですよね。
しかも、先生の前で子供をほめるって、子供からしたら結構うれしいんだろうなぁって。よく考えられた面談だと思います。先生たち凄いですね。
でも、先生方のそんな想いの斜め45度に進んじゃうのがRとLの対応でした。
Rの面談では父と先生とのやり取りの後に
先生「Rさんの中学校生活の目標は?」
R「生きて3年通うことです」
って。
椅子からずり落ちるかと思いましたよ。まぁね、もの凄く大切なことですけれども、三者面談でいうかなぁって。
Lの方は中学から始めた部活で先輩とゴタゴタしている部分もあるみたいで、先生がちょうど部活の顧問もやってくれてる方だったので余計に心配してくれていたんですけど、
父「でも、彼女の今後の人生でも年上のちょっと理不尽だな、って思う人とも付き合っていかなきゃならないと思うのでいい経験だと思ってます」
って答えて、俺、結構いいこと言っちゃったかも、なんて喜んでいたら
L「いや、あの人たち1年を奴隷だと思ってんじゃないですか?」
って面談の場を凍りつかせたりして。
若い先生の目が完全に泳いじゃってましたね。その後どうやって場が収まったのか記憶にないくらいです。
でもそれぞれの良いと思われる点は娘たちの前で伝えることが出来ました。
真夏の三者面談で冷や汗かきっぱなしだったけど涼しい想いが出来たってことで今日も笑っておこう。


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