このブログは思春期の双子女子L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
LさんとRさんが高校に入学してから早いもので2か月が経ちました。
勉強に関しては中学時代にずいぶん苦労した二人なので、高校に入ってからも大変だろうなぁとは思っていたんですよ。なんせ、偏差値30からのスタートでしたからね。

で、南の島で頑張っているLさんですが、入学して2週も経たないうちに「学校辞める」って連絡が来ました。
いや、結論を先に言ってしまうと辞めてないんですけどね。その時のやり取りがこちら↓



入学直後のクラス分けテストで、あろうことか数学の達人クラス(Lさん談)に入れられてしまって絶対にやっていけない!と思ったそうです。
何なら、「周りのヤツラ、もうちょっと真面目に勉強しろよ!お前らのせいで達人クラスに入れられちゃっただろ!」くらい言ってたし。
でも、達人クラス(Lさん談)に入った以上、頑張らなきゃって思ったみたいで。
で、長男が割と数学が得意なので、数学の試験の前にLINEのテレビ通話で夜な夜な一緒に勉強してたみたいなんです。自分、レモンサワーで酔っ払ってたので知らんけどね。
試験が終わって出来たかどうか聞いたんですけど、
Lさん「ワンチャン、満点もあるかも」
って言ってたので、あっちゃ~、暖かいところに行って脳みそまで緩くなっちゃったのかなぁって思ってたら、試験結果の画像が送られてきて↓

人生で初めて、数学のテストでほぼ満点を取ったみたいです。Lさんは「兄ちゃんのおかげだわ」って言ってましたけど、全然信じていなかった自分をハゲしく責めました。Lさん、ごめんなさい。
達人クラス内でも3位だったみたいで本人は相当ビックリしてました。
もちろん、高校の学力レベルが高くないからこその出来事なんですけど、授業で習ったことを一生懸命復習したら結果が出た、っていうところが大事なんじゃないかと思っていて。
で、さらに凄いのが、「自分は数学ダメだ」ってイメージを払拭できると、実際に数学が理解できるようになったり、嫌いじゃなくなったりするみたいなんです。
ここに人生を楽しく生きていくヒントが隠されているような気がします。
一方、Rさんの学校は中間試験があって、結果が出てきました↓

Rさんも苦手だと思っていた理系科目の数学と物理で結構な点数がとれたみたいで。「よかったねぇ」って一緒に喜んでいたんですけど、テスト結果の話をした時の会話が印象的でした。
父「テスト結果、すごく良かったみたいだけど、どうだった?」
R「あのね、アタシの友達に部活の県大会で優勝したKちゃんがいるでしょ。」
父「あ~、あのカヌーで神奈川トップだった子ね。」
R「Youtubeに音楽配信してる友達も見せたじゃん。」
父「あ~、メチャメチャ歌のうまい子ね。」
R「そう。みんなそれぞれ凄いなぁって思ってたんだけど。」
父「確かにねぇ、みんな頑張ってるよね」
R「でもね、今回のテストでは生物でクラストップだったし、全体成績でも友達の中で一番良かったの。アタシも捨てたもんじゃないなって思って。」
って。Rさん、やっと自分にOKを出せるようになってきたみたいで。これは親としてはすごく良かったなぁって思ってます。
Rさんに関しては高校に入ってから凄く象徴的な変化があって。それが、アノ、「顔パンツ」とまで言っていたマスクを全然しなくなった事なんです。

彼女の中で外界との壁になっていた物理的な障壁を自分から外そうと思えたんだろうなぁって勝手に思っています。
LとRの高校生活はまだ始まったばかりなので、これからも色々な事が起こりそうですが、なんとか乗り越えていって欲しいと思っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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