このブログは思春期の双子女子、L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
我が家のRさんて、やたら「めんどくさい」って言うんですよね。双子の姉であるLさんが割とアクティブで、なんでもガンガン行くのとは対照的なんです。
お風呂に入るのも「めんどくさい」、バナナの皮をむくのも「めんどくさい」、何ならトイレに行くのさえ「めんどくさい」
これね、ある意味すげぇなぁって思ったので、本人と話してみたんですよ。
父「Rさん、よく『めんどくさい』って言うじゃないですか。あれ、何が原因だと思います?」
Rさん「何だろう?省エネなんじゃない?」
父「省エネ?」
Rさん「父ちゃんがよく言うじゃん。『人間はエネルギー消費を抑える作りになってるんですよ』って。」
父「あ~、太古の昔は今みたいに食べ物が豊富じゃなかったから、ヒトの体は省エネで動けるように作られてる、ってヤツですか?」
Rさん「そう。『めんどくさい』でエネルギーを節約して、死なないようにしてるとか」
毎日毎日チョコレートやアイスを喰ってるやつが、風呂入るくらいのエネルギー消費で死なねーよって思ったんですけど、そこはグッとこらえておきました。
ただ、この会話自体が「めんどくさい」って言われて成立しないかと思ってたので、そこがちょっと意外だったんですよね。
しかも、エネルギー消費から考えるってある意味妥当な線じゃないかなって思って。
で、調べてみたんですよ、『めんどくさい』の正体を。
最近はアンソロピック社のClaudeさんに聞いてみることが多いんですけど、『めんどくさいの正体は何ですか?』と聞いて出てきた、その一発目の回答がコチラ!
神経科学的な正体は脳の「省エネ本能」です!
脳はデフォルトでエネルギーを節約しようとする器官です。新しい行動・複雑な判断・先の見えない作業に直面すると、扁桃体が「コスト高」の警報を発します。この扁桃体の反応が強い人ほど、また前帯状皮質(dACC)による制御が弱い人ほど、「めんどくさい」を感じやすいことが脳構造の研究で示されています。
つまり「めんどくさい」の最も根っこにあるのは、意志の弱さではなく、脳の構造的な傾向です。
凄くないですか?Rさんの省エネ理論、ほとんど合ってるかもしれないって。
実際にはこれ以外にも心理学や社会学的な側面からの考察も教えてくれるので、興味がある方はぜひやってみてくださいね。
でね、一番気になるのは解決方法じゃないですか。
まとめとしてはこんな感じで出てくるんですけど、
| 神経科学的根拠 | 具体的なかかわり方 |
| 扁桃体の脅威反応を下げる | 「教科書だけ出してみて」と小さく提案する |
| 認知的再評価 | 命令でなく「どこからやりたい?」と選択肢を渡す |
| 身体運動で前頭前野を回復 | 一緒に少し散歩してから促す |
| 作業興奮を利用する | 「始めるだけでいい」と伝える |
| 睡眠の優先 | ダラダラの背景に疲労・睡眠不足がないか見る |
結論としては、
「めんどくさい」は意志が弱いからじゃぁ、飛雄馬!歯を食いしばれ!

みたいな方向じゃなくて、脳の特性を利用すると良いよってことなんですよね。
でね、自分が一番「なるへそぉ~」と思った対処方法がコチラ!
頑張って勉強した時に、キリの良いところで終わらせない
個人的にはこれが一番おススメです。大人の方でもお使い頂けます。
家で宿題とかやるときに「ここまでやったらキリが良いから頑張ろう」って思う事ってあるじゃないですか。
まぁ、その時はすでに「めんどくさい」と思いながらも出来ているので良いんですけど、次の事を考えると、あえてキリが悪い所で終えておく、ってのがポイントらしいです。
「あと、半ページで読み終わる」とか、「あと1問解けばこのページが全問終わる」っていう、そのキリの悪い所でやめておく、という方法です。
これね、なぜ良いのかって言うと、次回始めた時にあっという間にキリの良いところが来るので、始めることに対するストレスが減るんですよ、知らんけど。
そもそも一回やらんとアカンやないかーい、ってのも気付いちゃったんですけど、そこはスルーしとくね。
で、この方法についてRさんと話してみたんですよ。
父「という訳で、キリの悪い所で止めておく方法が良いらしいですよ」
Rさん「気持ち悪くて無理」
ですって。
一生懸命考えた方法をたった8文字で論破されたから、今日も笑ってレモンサワーを飲んでおこうっと。
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