結果はすでに書いちゃったんですけど、中学校の中間試験対策で
双子と一緒に勉強してた時の事です。
定期試験なので色んな科目をやるんですけど、その日は
たまたま「理科をやろう!」って事になったんです。
で、見てみると『電流と磁界』が出てきたんです。
皆さん、覚えてますかねぇ。僕らの頃は「右手の法則」って
習った気がするんですけど、最近では「右ねじの法則」って
教わるみたいです。
これ、親指が電流の向きの時に手首を手のひら側にひねる
方向に磁界が発生しますよ、ってヤツなんですけど。
父「これさ、招きネコが『ミャー』ってやってるみたいじゃない?」
R「そう?逆な感じもするんだけど?」
父「い~から、『猫ミャーが磁界』で覚えて下さい。じゃ、この問題
やってみようか」
ってなったんです。
そしたら、
R「パパ、ちょっと待って。立ち上がってもいい?」
父「あのぉ、試験中に立てないんで座ってやって下さい。
R「いや、この向きとか立たないと出来ないんだけど!」
とかになっちゃって。
いや、あのね、本当に手首をグルングルン回さないで、
頭の中で考えてみましょうよって思いませんか?
だいたいね、手の動きなんだから立ってても座ってても
出来そうなもんなんですけどね。
で、終いには
R「う、うでがぁ~、腕がつる~!」
とかになっちゃって。ダメだこりゃってドリフのコント
みたいな締めになっちゃったんです。
で、気を取り直して、次の単元の『フレミングの左手の法則』に
進んだんですね。
皆さん、こちらはご存じですか?自分は学校を卒業してから
一度もお世話になった記憶が無いんですけど。
で、何が大変って、まずこの指の形が出来ないんですよ、Lさんが。
L「こう?あれ、ちょっと違うな。」
父「全部の指が90度になる感じです。」
L「え、ちょっと待って、そんな指できる?」
父「みんな出来るから法則に使われてます。」
とかになっちゃって。Lさん、危うくフレミングさんを全否定
するところだったんですよ。
で、二人と一緒に確認して、また問題をやってみようって
ことになったんですけど、
L「これさ、ラッパーが 『 Hey YO!!』とかやってるみたいじゃね?」
とかいって踊り出しちゃったんですよ、左手の法則の形で。
もうね、フレミングさん、本当にごめんなさいって思ってたら、
隣に座ってた R が突然、
R「ゆ、ゆびがぁ、指がつる~」
って。一事が万事こんな感じでした。
今回の試験科目で一番成果が出なかったのが理科だったのは
タダの偶然ではない、って事がお判りいただけたかと思います。
フレミングさん、メッチャ偉い人だったのに片田舎の女子中学生に
L「この人ホントはラッパーだったんじゃね」
とか言われちゃってるから思いっきり笑っておこうっと。
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