このブログは思春期の双子女子L(姉)とR(妹)とのやり取りを中心とした、子育てに関するアレコレを父親からの目線で書いています。
Lさんが南の島に飛び立ったのでダイニングの席替えをしたんですね。
今までは自分の隣に長男が座ってたんですけど、男二人で並ぶと暑苦しいので、4月からRさんが隣に来たんです。
Lがいなくなった事もあって、Rとの会話がだいぶ増えました。で、先日、イマドキの親の話になったんです。
R「高校でね、みんなと親の話をすることがあってさ。結構ヤバかったわ。」
父「へぇ~、どんな話になったんですか?」
R「まぁ、色々あるんだけど、基本、どこの家もヒステリックだったり、怖かったりするみたい。」
父「たとえば、どんなのがあったの?」
R「何かね、Aちゃんの家ではお母さんが怒ると皿を投げつけて割れたりすることがあるんだって。」
父「それ、結構ハゲしいですね。」
R「ハゲは父ちゃんな。でね、Bちゃん家では、食卓にご飯が並んでたから先に座って食べ始めたら、『アタシ達とは一緒に食べたくないのね。それなら食べなくていい』ってお母さんに言われて。」
父「ウチじゃありえないですよね。」
R「続きがあってね、その日は昼も夜もご飯を食べさせて貰えなかったんだって。」
父「虐待ですよ、それじゃ。」
R「変わったお母さんもいるみたいで。Cちゃん家のお母さんは全部の部屋に盛り塩してるんだって。」
父「あっちゃ~、何か見えちゃってるんですかね?」
R「でね、一番多いのが『なんで公立高校に受からなかったんだ!』っていまだに言われるんだって。」
↑これ、ちょっと説明が必要ですかね。
Rさんの通っている高校って私立なんですけど、公立高校の滑り止めとして使われることが多いんですよ。内申点がクリアしていれば入学試験を受けなくても入れるので、受験しやすいんですよね。
高校受験シリーズで書きましたが、Rさんもメチャメチャ頑張ったけど公立高校には合格出来なくて今の高校に進学した一人なんです。
で、そのことを入学してからも親に言われ続けている子が多いようで。この「なんで~なの?」って否定的な質問として使う時には気を付けた方が良いんですよね。
とはいえ、どこのお家でもご両親がお子さんの事を思ってるのは間違いないんです。
ただ、想いがあふれた時に言葉を選ぶ余裕がなかったり、どんな言葉選びをしたら良いのかが分からなくて、ついついキツイ言葉になるだけなんだと思います。「残念だったよね」の気持ちが「なんで?」という語に変換されちゃうという。
ペップトークに出会ってなかったら自分もきっと「なんで落ちたんだ!」って言ってましたね。間違いなく。
R「でもさ、ウチはそれ、全然ないじゃん。ていうかさ、アタシが理科でコケました、って話だしね。」
父「全力でやったんだから結果は仕方ないよね。塞翁が馬の話しもしましたよね。」
って。ちなみに塞翁が馬の説明はコチラ↓から。

R「みんなには『Rの家は過保護だよ~』って言われるんだよね。」
父「どんなところが過保護なんですか?」
R「朝起きただけで褒められた、とか。」
父「あ~、高校行くのに早起きしてるもんねぇ。でも、『頑張ってるね』って言ってるだけで、保護はしてないですけどね。」
みたいな。
Rさん、中学時代は友達と呼べる子がほとんどいなくて。唯一と言っていい友達と同じグループになれなかったから、遠足にも行きたくない、って言うくらいのシングルクイーンだったんです。
でも、高校に入ってから、「友達と行くから早く出る」って言って7時前に家を出るようになったり、学校帰りにファミレスで友達と試験勉強したりしてて。LINEの友達登録もあっという間に増えたみたいです。
休みの日には昼前まで寝てたりしますけど、学校自体は凄く楽しめているように見えます。中学までのRさんとは別人のようで、垂直比較でいったら爆伸びの2か月なんです。

「今の高校に入って本当に良かったよね」って嫁さんや長男とも話してるんです。
昔、「置かれた場所で咲きなさい」って本が流行りましたけど、本当にそうだなぁって思っています。
これから受験に向かうお子さんをお持ちのアナタ!
人間万事塞翁が馬、と思っていると案外いいことがあるかも知れません。それでも辛いと思う時には自分と一緒にレモンサワーを飲みましょうね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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