あれはちょうど1年位前の出来事でした。
夕飯を食べ終わって、長男が通い始めた塾の配信動画を見ているときにそれは起こりました。
父「この先生、メッチャおもろいこと言ってるわ」
母「結構イケメンじゃない」
なんてノンキに眺めていたんですが、
先生「内申点がオール3だと偏差値50の高校は厳しいです」
父は飲みかけていたレモンサワーをブッ―と吐き出しました。マジか、全然知らんかった。
何となくですよ、何となくですけど、オール3って真ん中くらいの感じがするじゃないですか。
で、偏差値の真ん中も50くらいになりそうですよね。だから、オール3≒偏差値50かなぁって。
で、入試も全体平均と同じ位とれば偏差値50くらいの高校に行けんのかなぁって。
甘かった。虎屋の羊羹より甘かった。
で、配布された資料を見てみることにしました。
これ、結構すごくて。
神奈川県内の高校を受験した子供たちの2年、3年の内申点と入試の点数が事細かに書いてあって、合否まで載ってるとゆー優れもんなんです。もちろん、全員じゃないんですけどね。
で、例えば内申が2年も3年もオール3くらいで、入試も平均点くらいでほぼ入れそうだな、っていう高校の偏差値見ると
T高校 偏差値44
とか出てくるわけです。
偏差値が44でも全然いいんです。一つの物差しなんで。でも、選択肢がかなり少なくなっちゃうのは間違いないですよね。
「みんなの高校情報」ってサイトでみると県内の公立高校が201校(多分、複数科があるところは別々にカウントかな)で、偏差値45以上が110校。オール3取ってても半分以上が選びにくくなっちゃうなんてちょっと寂しい感じですよねぇ。
そっかぁ、高校入試ってそんな感じだったんだなぁって。
自分が受験生だった時に感じていた事と、親になって眺めると「受験」って風景もこんなに違ってみえるんだなぁって、ちょっと新鮮な感じがしました。
入試どころか九九が怪しかったりするLとR、大丈夫かなぁ、とちょっと心配になったりします。
幸か不幸か本人たちは勉強が出来ないことを全然気にしてないのが唯一の救いですかね。
まぁ、本番までは2年以上あるし。なるようになるさ。
2人ともそれなりに楽しそうに過ごしているから今は笑っておこう

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