LとRが通っている横浜市の中学校は2学期制です。
前期は10月の上旬で終わりになります。そこから、
スポーツの日を入れた3連休が『秋休み』で、翌日の
火曜日からが後期になります。
前期の最後に中学生になって初めての成績表を貰って
くるのですが、当然その前に期末試験があります。
それがちょうど今の時期になります。
Rはコツコツと勉強をするようになって来ている様で
R「カワイイ制服の学校にいくのじゃ!」
とか言ってます。そこが動機かよぉ、って思いますけど
今時の中学生には結構多いタイプらしいです。
問題は Lさんです。
前期の中間テストが終わったときに
L「やべぇ、準備が全然足りなかったわ。期末は頑張ろ」
って言ってました。で、いよいよ期末試験が迫ってきた
ので、
父「期末試験は準備して頑張るんじゃなかったの?」
って聞くと
L「勉強しろ勉強しろって言うなよ」
とキレられて。
いや、父は確認しただけで勉強しろなんて言ってないん
ですよ。あなた当たり屋でしたっけ?って思いますよね。
でも、いよいよ明日から試験という日にさすがに
ヤバいと思ったようで
L「ここから問題出して」
って社会のノート持って来たんですね。
美味しくレモンサワー飲んでたのに勉強の手伝いなんか
したかねーよ、って言うとまたひどい動画を作られちゃい
そうなんで、仕方なく付き合いました。
父「弥生時代にはそれまでの狩猟、採取生活から・・」
L「コメ!」
父「まだ問題読んでる途中なんだけど」
L「弥生時代ったらコメしか覚えてねーし」
どんだけ男らしいんだって思いませんか?
いや、男子じゃないんですけどね。
父「じゃあ次。聖徳太子は何という天皇を補佐したのでしょうか?」
L「すいこ、だったかな」
父「すごい!分かったじゃん。じゃあ、天皇を補佐する役職をなんと
いったでしょうか?」
L「付き人?」
父「芸能人かい!違います。摂政です。」
L「そんな殺生なぁ、って聖徳太子から来てるの?」
ワナワナ・・
父「違います。漢字でこう書きます。」
L「へぇー、初めてみたわ」
いやいや、あなたのノートに書いてあるんですよ。
父「次。聖徳太子が定めたといわれている役人の心構えや
ルールを策定したものを何と言いますか?」
・・・・ (。´・ω・)?
L「知らん!」
父「十七条の憲法って言います。」
L「あー、何か聞いたことあるわ」
聞いたことあるじゃねーし。ホントに。
父「他にも、家柄ではなくその人の能力で役人の位を
決めようとしたものを何と言うでしょうか?」
L「なんちゃらかんちゃらだったなぁ、なんだっけ?」
父「冠位十二階です。」
もうね、試験の前日でこれですよ。
絶望的なコト、間違いないですよね。
そもそも本人に覚える気がないし。
で、その後、地理の分野も少しやりました。
「あー、聞いたことあるわぁ」とか連発してたんで
意味ないから問題出すのは終わりにしましたけど。
次の日、朝食を食べながら最後の確認したんですね。
父「聖徳太子が定めた役人の心構えとかを定めたものは?」
L「かんむり十二条だっけ?」
父「・・(ワナワナ)、役人の位を決める方は何だったっけ?」
L「憲法って付くやつだ、なんだったけなぁ?」
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
もうね、これで父が血管切れて病院に運ばれたらLを
傷害罪で訴えたいレベルですよ。
問題出してる方が覚えてきてるのに本人は全く覚えてないという。
挙句の果てに
L「お兄ちゃんが『受験は3年生の10月からでも間に合う』って
言ってたから大丈夫なんじゃね?」
と言い残して学校に行きました。
人生の終盤に差し掛かっている父の貴重な時間を潰して
付き合ったんだからもう少し何とかして欲しいよなぁって
いつも思います。
でも、彼女達にはまだまだ時間があるって感じで、大して
ありがたみも感じてはいないんでしょうね。
まぁ、自分もそうだったので人を責められないんですけど。
こうなるとね、健康で学校に通っているだけでありがたいと
思うしかないですよ。ホントに。
今日も元気に学校に行ってくれたから
ひきつった顔で笑っておこうっと。
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