双子のLとRが中学入学まであと3か月、
という時にそれは起こりました。
R「ねぇ、中学の勉強の準備しよう」
L「オレもやる!」
父「お、やる気になったか。まずはこれだな」
父「ティッティーリー♬」
L「ドラえもんかーい!」
父がRとLに渡したのは100マス計算アプリでした。
6年生になって今更九九を、と思われますよね。
でも、悲しいことに
R「七六・・しじゅうはち」
L「いやいや、しじゅうごでしょ」
父「ちーん・・・」
これが現実です。
まずは覚える所からスタートしないとね。
実際にやってみるとLもRも九九の100マスで
(0の段も入ってて100マスになってます)
300秒以上かかっていました。
入力する必要があるとはいえ、5分以上かかるのかぁと
悲嘆にくれる父をよそに
L「結構早いんじゃね」
R「最後までできたからよかった(笑)」
と笑顔のお二人さん
この際だから前向きな所は良しとしておきましょう。
試しに3歳上の兄にやらせてみると120秒くらい。
兄と双子の違いが、面白いところで
父「1日1回でいいから。昨日の自分を超えるように頑張ろう!」
で、何日か見ているとLとRは必死さもなく淡々と続けて
150秒くらいで頭打ちに。
一方、兄はひたすら没頭し、自分が受験生であることを忘れて
しまったかのように日に何十回もチャレンジ。
ついには60秒台に突入してました。
そういえば、子供たちが小学生のころ、ドライブの最中に、周りを
走っている車のナンバー4桁を足したり引いたりして10を作るゲーム!
とかやると、必死にやってたのは兄だったなぁと思い出しました。
ゲームと捉えて必死にやる兄
計算はしょせん計算よねぇ、と淡々とこなす妹たち
それぞれの個性が面白くて、今日も笑っておきました

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