Day78. 年を重ねて失うモノ

父「ねぇ、明日何時に家出るんだっけ?」

L「8時って言ってるでしょ!」

我が家では最近、こんな会話が増えてきました。

皆さんのお家では子供たちから「ちゃんと答えたでしょ」
って言われちゃう、みたいな事はありませんか?

お互いにちゃんとコミュニケーションを取ろうとして
いるのにエラーが起きて、ちょっとイラっとする原因
になったりするんですよね。

これね、2つ大事な要素があるんですよ。我が家の場合で
考えてみますね。

1つ目は父の耳がLやRほど聞こえてない、って事です。
だから子供たちが答えてくれてても、テレビとかラジオの
音で聞き取れないことが増えて来たんですね。

父「あのね、聞こえてたら同じこと聞かないから。
聞こえてないから聞いてるんだよ。」

って説明するようにしてます。自分が言ってる言葉って自分の
耳には間違いなく届くんですけど、相手に届いているかどうかは
分からないですよね。

この「聞こえてそうで聞こえてないギャップ」を埋めるために
とっておきなのが、「モスキート音を家族で聞いてみる」
です。

モスキート音はこちらから

実際にやってみてもらうとメチャメチャ面白いので、これから
説明するルールでやってみて下さいね。

まずね、ここにアクセスして「皆様が聞こえるレベル」
のボタンを押します。

「キーン」ってちょっと嫌な感じの音が聞こえますよね。
この音が聞こえたら手を挙げてもらうんです。

で、段々と年齢を下げていくとですね、聞こえなくなる
んですよ、本当に。子ども達なんてどこまで行っても聞こえ
るのに。

聞こえなくなるとね、その人だけ手を挙げなくなりますよね。

その瞬間の表情がね、「あれ?マジ?みんなには聞こえてるの?」
みたいなキョトンとした感じでメッチャ笑えるんですよ。

で、耳をスマホに近づけてみたりして。皆様に聞こえるレベルと
同じ音量なので距離の問題じゃないんです。

そうやってあがいている大人の姿を見せると子供たちも
「こんなに聞こえないんだ」って分かってくれます。
笑いながらですけど。

で、父の耳は大分壊れちゃってるからしょーがねーなーって
しばらくの間は優しくしてくれます。

2つ目の要素は言わずとしれた「記憶力の低下」です。

これはね、本当にしょうがないんですよ。

自分は毎晩のようにレモンサワーを呑んでるんですけど、
飲んでる時に話したことは半分も覚えてないんです。

しらふだったとしても「昨日話したよね?」って言われて
10秒くらい考えて「あ~、聞いたかも」ってなったりします。

この「記憶力ギャップ」を埋めるためにおススメなのが
トランプでやる神経衰弱です。

トランプを全部裏返しにしておいて、同じ数字だったら
ゲットできる、ってやつですね。

これも、中学生とか高校生くらいの子供とやると
ビックリするくらい取られちゃいます。

そうすると、「あ~、年取るとこんなに覚えられなくなる
だなぁ」って分かってくれてしばらくは優しくしてくれます。

結局、「あれ、親父ってば結構もうろくしてんだなぁ。ちょっと
は優しくしてやんないとな」って気づかせることが大切なのか
なぁって個人的には思ってます。

今日は

「そうです、私がポンコツ父さんです」

って言えると凄く楽に暮らせる、ってお話しでした。

そのフレーズを考えていたら志村けんさんを思い出したから
今日も笑っておこうっと。

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