憧れの中学校生活が始まったものの現実は厳しいようで。
日に日に元気がなくなっていくLとR(笑)
くたびれたサラリーマンみたいになってます。
L「げ、もうサザエさんやってるよ」
R「明日日曜日なのにおかしいね」
父「二人とも現実を受け入れなさい。特にRな。」
R「そんなバカなぁ~。さっき休み始めたとこなのにぃ~」
父「まだ2週間だよ、中学生になって」
そんなある日のことです。
R 「あのさ、社会を教えてほしいんだけど」
父「社会かぁ。どんなのやってんの」
R 「これ、南の海から流れてくる暖流ってやつ」
父「それさ、小学校でやったんじゃない?」
R 「そっかなぁ?」
父「そもそもさ、調べて覚えるしかないんじゃない、その辺て」
R 「そうなんよ。あたしさ、最近気づいたことがあるんよね」
父「何に気付いたの?」
R 「いや、前からちょっと怪しいなぁ、、とは思ってたんだけど」
父「何が?」
R 「薄々は感づいてたんだよ」
父「だから、何が?」
R 「勉強ってさ、暗記しないとダメなんじゃね」
膝から崩れ落ちる父。ボクシングの井上選手にKOされたのか
みたいな衝撃でしたが立ち上がります
父「そ、そうだよなぁ、ある程度の知識は覚えなきゃね」
R 「めんどくさい」
必殺仕事人のキメ技みたいなセリフです。
それでも必死に抵抗します。
父「例えばさ、料理するときって何が必要?」
R 「野菜とか肉とかの材料とか、皮むくやつとか、まな板とか?」
父「そうだよね。じゃあさ、皮むくのってピーラーっていうんだけど、
ピーラーがなくて包丁でニンジンの皮むくのってどう?」
R 「チョーめんどくさい」
父「だよね。知識を覚えるって料理でいったらその材料とか道具をたくさん揃える、
みたいじゃない?」
R 「?」
父「材料とか道具揃えるの大変だけど、揃ってたら色んな料理が簡単になるじゃん」
R 「そりゃ、なるかもね」
父「勉強も同じで、知識を蓄えるのって大変かもしれないけど、覚えると色んな事が
スッキリ片づけられるかもよ」
R 「お父さんが料理してくれればいいよ」
いや、お前の人生にそんなに付き合ってらんねーし。
そもそも、例えで出しただけで料理の話じゃねーよ!
と喉元まで出かかってグッと飲みこみました。
知識を覚えることも必要だ、って分かった事を
良しとして今日も笑っておこう。
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