にぎやかだったハロウィンが
終わって。
年末の大イベント、クリスマス
へ切り替わっていくんですけど。
でも、まだちょっと早いかな、
一息ついておくか、みたいな。
11月の最初って、そんな時期ですよね。
横浜の片田舎では銀杏の木が色づいたり、
富士山が白くなって行くのが見えて。
少しずつ寒くなって行くけど、昼間は暖かくて。
まったりするには良い時期ですね。
街はそんな感じですけど、塾に通う
中学生にとっては冬季講習との戦いの時期です。
「いやいや、まだ冬休みじゃないし」
と思ったアナタ！
アナタはするどい！
正確には
『塾の先生vs親の戦い』
ですね。
塾のシステムって学習塾を運営してる方々が
作るだけあって、うまいことできてるんです。
10月に初めての模擬試験がありました。その結果を
親にフィードバックするという名目の保護者面談が
この時期なんです。
で、
先生『これ、先日の模試の結果ですけど』
妻『（うげ、めちゃめちゃだわ）はい･･･』
先生『 L さんも R さんも相当頑張って頂かないと』
妻『確かに』
って、完全に主導権を握られてですね。
あーじゃない、こーじゃないとか言われて
完璧に追い込まれた状態で、
先生『こちら、冬季講習のプランです』
妻『あ、ありがとうございます』
先生『こちらがオススメになってます』
って。メチャメチャ売ってくる営業マンて
こんな感じなのかな、って展開です。
妻『お、夫と相談してきます。』
って言ってかろうじて場外に逃げて
資料だけ持って帰ってくるわけです。
見ると、10日間で50時間とか。
確かにね、うちの娘たち成績悪い
ですよ。
模試の結果もね、偏差値50が遥か
遠くに霞んでて。
500メートル先の草原に「ライオンがいる」
って言えるマサイ族の人達が羨ましくなっちゃいます。
でも、今は底の抜けた鍋みたいな
もんだと思っていて。
抜けたままだといくら入れても
貯まらないですよね、中身。
だからやった方が良いのは分かって
るんですけど、断る方向で考えてます。
塾にとってはかき入れ時なんで、
アノ手、コノ手を使うんですけど。
先生達って、基本ロジカルなんで論理戦法を
繰り出す訳です。
そんな相手に論理で応戦すると
負けるのは必至なので。
一反木綿みたいにノラリクラリと
かわすわけです。
で、
『あ〜、申込み期限すぎちゃいましたかぁ、すみませーん、テヘペロ』
みたいな、言ってみたら籠城作戦で挑もうと思ってます。
まぁ、3年生になったらそんな訳にも行かないんでしょうけど。
それにね、費用もバカにならないんですよ。
双子だと、冬季講習だけで15万とか。
通常授業と合わせたら20万はいくわけで。
そんだけあったら、レモンサワーどれだけ呑めると思ってるんだ！
肝硬変で腹パンパンになれちゃうやろが！
って心のコビトが叫んでます。
そんな双子ですが、何もしないのもどうかなぁ、
って考えてたら妙案が。
長男が高校1年なんですけど、年末年始の部活休みの間だけ
家庭教師として雇うコトにしました。
時給1000円。
兄はノリノリ。双子はイマイチ。
家庭教師の条件は1つだけ。
『プッペワード1回につきマイナス50円』
プッペ？の方はこちらから
これ、上手く？いったらバイト代
ゼロで雇えちゃったかもしれません。
兄が L と R に優しく教えられる可能性は低いし、
L と R が素直に聞くとも思えないので。
プッペな展開になることは間違いないでしょう。
ある程度は勉強になるだろうし。兄妹で一緒に勉強する
なんて、今は上手くいかなくても将来いい思い出になり
そうだし。
どう転んでもプラスが残りそうな気がします。
いやぁ、自分、黒田官兵衛さんの
生まれかわりかなぁって。
似てるのはハゲてるとこだけでしょ、
みたいな突っ込みはナシですよ。
素晴らしい作戦が練れたので
今日も笑っておこうっと。
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