Day97. 髪はオンナの命です?

少し前に、女子バレーの強豪校で指導者が選手の前髪を
切って問題になってる、ってニュースがありました。

「あー、この時代になってもまだこんな事してるのかぁ。」
って思いました。色んな意見があると思いますが、当事者が
「嫌だった」って訴えてるのは受けとめなきゃ、と思います。

「監督が怒ってはいけない大会」っていうのが開催されて
いる一方で、こんな事件も起きちゃうんですね。益子直美
さんにご意見を聞いてみたくなりますね。

ちょっと行き過ぎだよなぁ、って思うエピソードって野球とかで
取り上げられがちなんですけど、バレーボールも凄いらしいです。

で、我が家の R さんですが、先日部活で髪の毛について注意された
らしいんです。彼女は卓球部なんですけどね。

中学生くらいだと「でこ全開」みたいのを嫌がったりしますよね。
で、みんなで前髪垂らして練習してたらコーチから

コーチ「前髪垂らしてるんじゃないわよ!集中できないでしょ!」

って怒られたらしいんです。これね、その通りの指摘なので全然良いと
自分は思うんですよね。指摘自体は。

で、この先がちょっと残念な発言だったみたいで。

コーチ「あんたなんかブサイクなんだから」

って。女子中学生にそんなこと言ったら傷つくよなぁって。
この方にお会いしたことないんですけど、かなりのご高齢だ
そうで。

その方が現役だった頃なら普通の指導なんでしょうけど、Chat GPTが
親父ギャグ作っちゃう時代ですからねぇ。さすがに厳しいだろうって。

で、自分がこの場面で指導するとしたら、を想像してみました。

親父コーチ「前髪、大事だよね。ハゲてる僕には分からない、って思う
かもしれないけどハゲてるからこそ分かる事もあるんだよ。」

ってツカミを入れてから

親父コーチ「でもね、練習とか試合の時とかは髪が邪魔になる事も
あると思うんだけど、どうかな?

って聞くと、「邪魔になりません」って言われちゃうんでしょうね。

そしたら、

親父コーチ「いやぁ、コーチってさ前髪全然ないじゃん?フサフサ
だったころに比べてメッチャ集中しやすくなったんだよねぇ。」

って言って。相手がそうなんですか?みたいな反応を示したらすかさず

親父コーチ「髪が無いだけに神がかったプレーが出来ちゃうかも」

って親父ギャグでその場を凍りつかせてやりますね。
でも、R さんなんか思ったコトをそのまんま真顔で言うから、

R「全然つまんない。おでこ全開は恥ずかしいから嫌です。」

って返ってきちゃうと思うんですよねぇ。
そこで諦めずに、

親父コーチ「そう?Rさん可愛いから似合うと思うよ。ちょっとだけ
やってみようよ。」

っておだてる作戦でいきますね。で、やったらすかさず「いやぁ、やっぱり
いつもより反応がいいなぁ」とか何とか言っちゃって。

でも、結局

R「やっぱり変わらないので、前髪、いつもの感じで行きます。」

って言われてお終い。

あれ?シミュレーションしてみたら全然指導出来ていないっていう
まさかの事態に。やっぱり指導者に向いてないですねぇ、自分。

まぁね、「練習と試合の時は髪を留めて集中しよう。その分、オフには
思いっきりオシャレにしようぜ」で良いんじゃないかなぁって。

子どもとか後輩とかが注意をしても聞いてくれない時に、相手をディスるん
じゃなくて、上手いコト持ち上げながら本人が「その気」になるような関りを
したいなぁって最近は思ってます。

でも、シミュレーションを振り返ると、親父が飲み屋のお姉さんと仲良く
なりたくて頑張ってる会話にしか聞こえないから、今日も笑ってごまかして
おこうっと。

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