「ちょっとは机の周りを片付けなさいよ！」
妻が毎日のように長男を叱っています。
男の子あるあるなのかもしれませんが、長男の机の周りは
たいがいヒドイ事になってます。
毎日毎日言い続ける妻の方も大変だろうなぁって思いながらも、
とばっちりが来ない様に静かに見守ってます。
で、先日昔の写真を整理していたら、LとRが赤ん坊だった
頃の、散らかし現場の写真が出てきました。
赤ちゃんってティッシュを無限に引き出したり、オムツを
何十枚も引っ張り出したりしますよね。
「ちょっとは片づける方の身にもなってくれよなぁ」って
思ったりしますけど、あの「散らかし」は赤ちゃんの発達に
とって大切らしいんですね。
ティッシュを何枚も引き出すのは腕や指先の発達につながって
いて、赤ちゃんがそういった能力を自分で成長をさせようと
しているんですって。
つまり、「ティッシュバラバラ事件」は「成長のチャンス」と
とらえて下さいっていうのが専門家の意見だったりするんです。
これ、ペップトークでは「とらえ方変換」って呼んでるんですけど、
一見マイナスにみえる状況を、ポジティブな言葉で表現するんです。
そうすると、「いやだなぁ」って思ってることを「もしかしたら
～のきっかけになるかも。」といった感じで前向きにとらえる事が
出来ますよね、って考え方です。
で、一方の長男の方ですが高校生にもなって腕や手先の
発達に、って言ってられないので、みんなどうしてるん
だろうと思ってネットで検索してみたいんですね。
そしたら、出てくるわ出てくるわ！
Google検索で「高校生 男子 部屋 汚い」で1000万
近いサイトがヒットするんです。
お母さん達から「ウチの子、全然片づけられません。どうしたら
良いでしょう。」って質問が無数にヒットするあたり、世の中で
かなりのお母さんたちが同じ悩みを抱えてるんだろうなぁって。
中には「ワタシ、高校生の頃片づけられない女子でした。」
みたいな人の解説もあって。なるほどぉって参考になったり
します。
これだけたくさんの人が悩んでいるんだとしたら、
「片付けられない男子高校生」が普通なんじゃないか？
って思うくらい。
でも、お母さんたちに「部屋が汚いのが普通の男子高校生です」
って言っても何の慰めにもならないですよね。
環境を整える、とか見本を示すとか。キレイな部屋を見せて
爽快な気分を体験させるとか色々な対処法が載っていました。
どれもチャットGPTに聞いたら答えそうな内容だったので、
お困りの方は相談してみると良いかもしれません。
個人的に気になったのが、あの「世界のTOYOTA」がリクルート
と提携して設立したコンサル会社が出してる書籍です。
片づける方法、TOYOTAバージョンがありますよ、って所でしょうか。
この会社の書籍の中には「ムダっていう宝を探せ」っていう
サブタイトルが付いているものもあって。
ちゃんと読んでいないんですけど、部屋が汚いと何処に何があるか
分からなくて、探し物に時間がかかったりするじゃないですか？
そうすると、その時間をもっと有意義なことに使うことが出来る
ようになるから、ムダを見つけてそれを改善すれば「時間」ていう
貴重な宝が手に入りますよ、ってことだと思うんですよね。
これって究極のとらえかた変換だよなぁって思いました。
で、あれこれ考えたりやってみたりするんですけど、結局
長男の部屋は汚いままだったりします。汚い部屋なので、
「汚部屋」っていうみたいですね、最近は。
この解決にはもう少し時間がかかるような気がしてますが、
どうなるんでしょうか。
良いアイデアをお持ちの方がいたら是非教えて下さいね。
職場に自分専用の机もないショボくれたおじさんからしてみたら
羨ましい悩みだなぁ、って思ったのはナイショにして今日も笑って
おこうっと。
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