2学期制のLとR、初めての成績表を貰ってきました。
最近の成績の付け方ってご存じですか？
これが中々ややこしいんですよね。
まずは学習状況の評価です。目標に対してどれくらいの到達度か、
という部分ですかね。
- A゜目標の実現状況が十分満足できるものの中で、特に優れているもの
- A 目標の実現状況が十分満足できるもの
- B 目標の実現状況がおおむね満足できるもの
- C゜目標の実現状況に努力を要するもの
- C 目標の実現状況に努力を要するものの中で、特に努力を要するもの
これに対応するように評定っていう名前の点数が付きます。
- 目標を達成できていない部分が多くあり、特に努力を要する
- 目標を達成できていない部分があり、努力を要する
- 目標をおおむね達成している
- 目標を十分に達成している
- 目標を十分に達成し、特に優れている
A゜は5点、Aは4点、Bは３点、C゜は2点、Cは1点って訳です。
観点別学習状況か評定のどちらか一つでも良さそうな気もするけど、
何か違いがあるんでしょうね。知らんけど。
そのうえですべての科目が
- 知識・技能
- 思考・判断・表現
- 主体的に学習に取り組む態度
の3つの観点から評価されてるんです。
例えばLの数学だとこんな感じ
- 知識・技能 B
- 思考・判断・表現 C゜
- 主体的に学習に取り組む態度 A
評定で見ると上から３点、２点、4点ってなります。
合計9点ですよね。
で、この点数が5段階評価になるわけです。
３観点あるので全てA゜だと15点、すべてCだと3点です。
この点数によって最終的な成績が付きます。
- 評定5 14点 ～ 15点
- 評定4 11点 ～ 13点
- 評定3 8点 ～ 10点
- 評定2 5点 ～ 7点
- 評定1 3点 ～ 4点
結局、数学は合計9点なので成績は3になる感じです。
基本的にはこうなっていると思うのですが、もし間違って
いたらご指摘ください。
ただ、『3』が真ん中とは言えないっていう話しは以前に書いたので
こちらも参照してください。
この決め方、なかなか難しい面があるんですよね。
マメで達者で明るく素直、じゃないと『5』はあげませんよ、
みたいな感じがして個人的には得意じゃありません。
例えばの話しですけど、運動神経バツグンで実技は何やっても完璧！
運動能力は学年でダントツっていう子がいたとするじゃないですか。
でも、ペーパー試験が全然だめ、しかも何やっても
出来ちゃうので、適当に取り組んでいるように見える
とか判断されちゃうと成績としては3とか、下手したら
2を取ってくる可能性があるわけです。
逆もしかりで、上にあげたLの数学とかそうなんですけど、
一見すると「お、3か。割と普通じゃん」ってなりそうじゃ
ないですか。でも、『3』は無いだろぅと父は思う訳です。
Lさん見てると、テストの点数は平均以下だし、やる気はないし。
一次式が解けないどころか、何なら九九とか間違えている状況で、
中学1年生としてはちょっとヤバいだろって。
そんな彼女ですがどちらかというとアート系に興味があるので、
そのノリで提出物をカラフルに作ってるんですよね。
それで、「主体的に・・」でAを頂けたんだと思うんです。
授業中の様子とか見てないのであくまでも想像なんですけど。
これね、父としては
父『先生、いくらなんでもこれで3はあんまりです。
ちゃんと2をつけてください！』
って申し出ちゃおうか、って感じなんですよねぇ。
成績が低くてクレーム付ける親はいそうだけど、『娘の成績が高すぎる！』
って怒鳴り込んだら学校の伝説になりそうな気がしますよね。
結局Lは9教科合計で27、Rが28でした。長男の1年生も27だったので
我が家はほぼ「オール3兄妹」ということになりました。
Lさんは「オール3なんて、めっちゃラッキー！」って喜んでました。
オール3で喜んでたら草葉の陰でばあちゃんたち苦笑いしてるぞって
親としては思うんですけどね。
でも『オール3兄妹』って、何かに似てるなぁって考えてたら
『だんご3兄弟』思い出してしっくり来たので、今日も笑って
おこうっと。
コメント