2月の桜
『偏差値30からの挑戦編』は双子の女の子、L(姉)とR(妹)の受験に向けた日々の記録です。今までの記録は一番下にまとめました! はじめましての方は1話からどうぞ!
さて、離島の高校に自己推薦チャレンジをすることになったLさんですが、一緒に試験を受けに行ったのが父親でもなく、母親でもなかったんです。ちなみにRさんでもないですよ。
最初は一人で行って貰うか、ってのも考えたんですよね。
だってね、考えてみて下さいよ。夏に学校見学に行って、秋に寮の面接でしょ。冬に入学試験が(もしかしたら)2回。その後に合格発表と合格者説明会。4月になれば入寮の手続き、それから入学式って続くわけじゃないですか。
1年間に何回南の島に行くんだよ!って話しですよ。有休もなくなっちゃうし。
ただいきなり一人で行かせるのにはちょっと抵抗があったんですよね。
「南の離島」って聞くと皆さんのイメージは「こじんまりしてて、ヤシの木が生えてる島」が浮かびやすいと思うんです。

ところが、Lさんが向かう奄美大島はメチャクチャ大きな島なんです。日本地図でど真ん中に見える琵琶湖よりも大きいんですって。
しかも、空港は島の一番北の方にあって、Lの目指す高校は島の一番南にあるんです。
で、空港から高校のある町までバスで行くんですけど、直行便がないんです。
奄美大島で一番大きな町で乗り換えるんですけど、空港から高校のある町までトータルで2時間半くらいかかるんです。新幹線だったら東京から大阪行けちゃうくらいの時間じゃないですか。何なら飛行機に乗ってる時間と大差ないよねってくらい。
両親と行った時にはレンタカーを借りてたので、バスチャレンジをしたことが無かったんです。それを受験の本番でいきなりやらせる勇気がなくて。
しかも、試験を受けるのにポツンと一人、ってのもちょっと可哀そうだなぁって思ってたら
謎の声「俺が一緒に行ってやるよ」
って、立候補者が現れたんですよ!
誰よ?
「兄でしょ!」
ってことで、兄妹で入学試験に向かって貰いました。
兄はあくまでもサポーターとして、バスの乗り継ぎやら何やらはLさんの経験値を上げる為に極力手を貸さない、って事で送り出しました。

試験内容は面接と作文なので、色んなテーマについて事前練習をしていったんです。
で、何がスゴイって、合格発表が高校の校長先生からLさんの中学校の校長に電話で連絡がきて、そこからLさんに伝えられるんです。推薦入試ってそーゆーのが一般的なんでしょうか?
では、結果発表です。
ドラムロール、スタート!
結果は
↓
結果は、
↓
結果は、
↓
合格でした! 素晴らしい!パチパチ!
本人もメッチャ喜んでいて、何よりみんなと普通に卒業式を迎えられるのが親としても良かったです。一般受験だと合格発表が卒業式の後だったので。
という訳で、Lさんが南の島に旅立つことが決まりました!
残るはR さんですね。
長男と双子のトリプル受験もいよいよ大詰めを迎えました。
次回、「偏差値30からの挑戦編」が終わりを迎えます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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では、次回偏差値30からの挑戦編、エピローグ編をお楽しみに!
青文字をクリックすると本文が読めます
中学2年までの記録
0話 エピローグ
1話 下位2パーセント
2話 定期試験対策
3話 地域みらい留学
4話 お得な勉強法について
5話 何も言えなくて夏
6話 中学2年前期の成績
7話 重大な決断
8話 異次元の数学対策
9話 2年後期の中間試験
10話 全県模試の結果
11話 メッチャ違う!入試制度
12話 2年最後の定期試験
13話 入試の点数が決まり始める
14話 中2最後の模試結果
中学校3年前半の記録
15話 進研ゼミとスマイルゼミの違い
16話 ついに来た!
17話 南の島の高校見学
18話 南の島の高校見学 2
19話 南の島の高校見学 3
20話 真夏の10時間チャレンジ
中学校3年後半の記録はコチラから
21話 志望校が決まらない
22話 ピーンチ!
23話 横浜市学力・学習状況調査
24話 最後の定期試験
25話 面接の練習
26話 クリスマスの桜
27話 受験におけるガメラとゴジラ
28話 ゴール前の攻防
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